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6.75点(レビュー数:4人)

作者小池ノクト

巻数4巻 (完結)

連載誌モーニング・ツー:2013年~ / 講談社

更新時刻 2013-10-29 23:14:20

あらすじ 昭和22年、戦友の遺言により彼の所縁の幼い娘ミツを連れて石津島に向かう元軍人の南雲。人が沢山乗っていた船なのにその島に降りようとしたのは役人瀬里沢と南雲とミツのみ。おまけに島へは大洋の真っ只中で小舟へ乗り換えていかねばならず・・・絶海孤島でのサバイバル・ホラーミステリー。

備考 プロスコミックアワード2014大賞受賞

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蜜の島のレビュー

点数別:
1件~ 4件を表示/全4 件

8点 朔太さん

一編の高級ミステリー小説を読んだような味わいがあります。
この世の存在しない孤島、謎の少女、不可思議な島民たちの
行動など、こってりと濃い味付けがされています。

4巻と長編とも呼べない分量でまとめて頂いており、ついつい
読む手が止まらなくなり、一気に数時間で読んでしまいました。
真相が解明さえた後も、最初から読み直してみるという良作です。
思いがけない掘り出し物かもです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-07-10 18:26:44] [修正:2023-07-10 18:26:44] [このレビューのURL]

7点 lanelaneさん

小池ノクトさんの漫画なのでホラー漫画かなと思って読みましたが、そうではないです。サスペンス色が強く、古事記×民俗学。響く人には響く。ホラーを期待する人にはお勧めはしません。終盤の推理とまとめが怒涛であり哲学が入るので、何だか作者自身の思想をぶつけられた気にもなりました。個人的には面白かった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2020-09-09 09:55:00] [修正:2020-09-09 09:55:00] [このレビューのURL]

6点 gundam22vさん

ミステリーとして細かい伏線も拾ってスッキリ出来ますし、終盤の謎解きは考えさせられる驚きすらありました。ただそこに至るまでがキャラも話もあと一歩感が拭えないのが惜しかったです。全体としては纏まった佳作で程よい長さの推理サスペンスを求める人には薦められます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-03-29 19:13:38] [修正:2018-03-29 19:13:38] [このレビューのURL]

6点 kikiさん

まだ1巻しか出てないので話は導入部って感じなんだけど、昭和の戦後すぐのドロリとした暗い雰囲気が出ているしそれがミステリアスさとマッチしていていいです。
亡き戦友の頼みで幼い娘を連れて地図にも載っていない島へ行くことになった主人公。
島は村長もいない平等な(?)世界で、貨幣もない模様。
訪ねた家にはミイラが転がっており…絶海孤島での島民の不可思議な行動や謎、そして起こった殺人事件。これは期待のホラーミステリー。


島に着く寸前の神社の話とチラリと見えた縄がはられた岩は伏線っぽかったけど、どういう意味を持つのか…先が楽しみです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-10-30 18:54:10] [修正:2013-10-30 18:54:10] [このレビューのURL]


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