「jonny」さんのページ

総レビュー数: 73レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年04月19日

10点 GANTZ

なんでこの漫画に俺はここまではまったんだろうと考えると
それは、非現実の中のリアリティーって言うんでしょうか。
GANTZミッションの異常さ、非現実さに反して
それ以外のものは全て嫌っていう程リアルに書かれている所だと思います。
星人との戦いに目がいってしまいがちですが、(ていうか、それでいいんですが)
どれだけ、このリアリティーが本編のGANTZミッションを引き立てているか、といったらそれはもう凄い功績なんだと思います。

コミュニケーション能力の低さだったり、性欲だったり。
人間の他人への異常なまでの無関心さや、予想外の状況での対応能力の低さ。死への恐怖心。危機管理の薄さ。
漫画として第三者的立場から見ると、しっかりしろお前らとも思ってしまうんですが、実際は自分もその中の一人なんでしょう。
だからこそ、この漫画を読んで恐怖心を感じたり緊張感を味わったり出来るのだと思います。


あと「絵が硬い」なんて批判をたまにされていますが
僕はその硬さが日本の空気感とマッチして、より一層リアリティーを引き立てていると思います。
て、まあ好きだからこう思っちゃうのかもしれないですけど。。

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[投稿:2010-09-13 22:36:21] [修正:2010-09-13 22:36:21] [このレビューのURL]

今のところ大場つぐみのネームの絵が一番面白かった
もうちょっと展開してくれないとわかりません。

いつかどん底に落ちる時が来て欲しい、とか思っちゃ駄目でしょうか。
彼等の活動が確実に前に進んでる!って感じになってくると面白くない気が・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-19 20:46:11] [修正:2010-09-13 22:16:26] [このレビューのURL]

日本でトップレベルに絵が上手い漫画家がその腕をふるってる漫画。
一読の価値有り。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-19 14:30:12] [修正:2010-09-13 22:13:39] [このレビューのURL]

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-17 19:34:52] [修正:2010-09-13 22:11:35] [このレビューのURL]

この漫画で特筆すべき点、それは松岡美羽の存在だと思います。

彼女はいわゆるギャグキャラになるんですけども、
他の漫画のギャグキャラにはない魅力を持っていると思うのです。

それが何かというと、美羽が普通の小学生の女の子だと言う事です。
大抵のギャグキャラというのは現実にはとても存在しえないような異様なキャラクターだったり
なにかしら極端な設定だったりすることが多いと思います。(そこまでギャグ漫画読んでる訳ではないので勘違いかもしれませんが。)
そういったキャラは本人が笑いをとろうとせずとも、自然にとった行動が笑いに繋がったりしますし、現実には不可能な行動(漫画的表現と言えばいいのでしょうか)なんかも出来ます。
しかし美羽はただの小学生。笑いを取ろうとして笑いを取る事しか出来ないのです。
そこで一つハードルが上がるんではないかと思います。
更にこの漫画ではギャグキャラ(ボケキャラ)と言えるのは美羽しかいないので、笑いを作ろうとする時に他のキャラの手を借りるのは中々難しい。

この状況で今のところ6巻、面白い、少なくとも僕は。
美羽はしっかりと「ボケ」続けている。
案外こういうキャラクターはいないのではないでしょうか。


最後に特にこの魅力が発揮されている話があるので紹介しておきます。
それは単行本6巻収録のエピソード54「さよならみっちゃん」で
地獄にいった美羽が……「地獄に行く」というのは完全に漫画的表現でありさっき言った事と矛盾しているが、面白い所はそこではないので許していただきたい。
で、地獄に行った美羽が「物ボケ」をするシーンである。
僕は漫画でここまで純粋に「ボケ」をかますシーンを初めて見たと思う。
ぜひ、1?5巻を読んだうえで読んでいただきたい。


まあギャグ漫画はかなり「相性」というものがあるので、
2巻まで読んで面白くないと感じたら売ってしまったらええと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-13 22:07:07] [修正:2010-09-13 22:07:07] [このレビューのURL]