「sigure」さんのページ
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面白いと思える物の「面白い所」を具体的に言えるようになりたいですなぁ。
面白いものでもダメな所はしっかりダメ出しするのも目標。

8点 まほらば
序盤こそ「『ラブひな』の影響を受けました」感が見られるが、
徐々に作者独特の作風を見つけたのか、
今までに無いタイプの漫画として完成、今に至る。
時にはまったりとした癒し系、
時には登場キャラの現在・過去を綴ったシリアス系、
普段は単発モノに近い雰囲気なので、多分一見さんも見やすいかと。
漫画評価とは関係ありませんが、
惜しむらくは出版社がスクエニであるという事。
ガンガンWINGに付いて来た「朱・碧」の
「書き下ろし満載」という売り文句には思いっきり騙されました。
実際に書き下ろされているのはほんの数ページでしかなく、
ほとんどは過去の作品の使い回し。
一応ちゃんと雑誌未公開の作品もありますが、
それも作者曰く連載前に読み切り用として描いた物らしく、
それについては作中で作者もしっかりと語っているので、
恐らく原因は編集側の過剰過ぎる宣伝であると思われます。
編集者は「未公開=書き下ろし」と思っているいるのでしょうか?
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[投稿:2005-05-02 19:02:30] [修正:2005-05-02 19:02:30] [このレビューのURL]
8点 ケロロ軍曹
話だけならワンパターン通り越してマンネリなので4点、
では何がこの漫画を8点にしているのか、それは作者の高い描写力です。
序盤は普通に面白く、作中でのセルフパロディ描写も面白い。
でも、人気が出れば話を引き伸ばす事になるのは当然、
それにより普通なら話が進む毎にマンネリを感じざるを得ないのだが、
作者独特のノリがそのマンネリ感を薄れさせている。
加えて気付きにくい所で『ギリギリのパクリ』が詰まっていて、
元ネタを知っている者ならば思わず笑ってしまうのも特徴。
漫画としての面白さと元ネタを探す面白さを味わえる作品。
他の作家には無いこのノリは
三大週刊誌しか読まない人にとっては新鮮のはず。
吉崎観音ワールド、ぜひ一読あれ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-04-19 15:11:55] [修正:2005-04-19 15:11:55] [このレビューのURL]