「south」さんのページ

総レビュー数: 24レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年05月13日

扱う料理に身近なものが多いので美味しそうな絵とあいまって読んでいるうちに実際に食べたくなってくる。

毎回の流れが料理にまつわるトラブル発生→料理で決着でストーリー性は殆ど無いが、料理に関連した描写だけならば十分良作の部類に入ると思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-15 06:10:42] [修正:2008-05-15 06:10:42] [このレビューのURL]

9点 寄生獣

読み始めると世界観に引き込まれ一気に読み進めてしまったほど面白かった。

テーマとして重いものがあるもののそれを物語の主筋とはせず、あくまでも非日常に巻き込まれてしまった主人公の視点で描かれているのが良かった。
主人公に変にヒロイズムを持たせなかったのも好印象。

鬱々とした展開やグロテスクな描写がよく出るので人を選びそう。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-05-15 03:43:56] [修正:2008-05-15 03:43:56] [このレビューのURL]

(5巻まで読了)
青年誌での連載でもそれほど違和感が無さそうな内容。
少女漫画だということで敬遠せずに読んでみて欲しい。

キャラの心理描写が非常に上手く面白い。
少女漫画を読んでいると男があまりにも完璧で悟りすぎていて「そんな男いないって・・・」と突っ込まずにはいられないような演出が頻出するがこの作品には殆どといっていいほど無い。むしろ男の欲望を暴走させ気味な嫌いさえある(鼻血出しすぎです)。

桃井(入れ替わり後は上原)の性格がわがまますぎて魅力的なキャラに見えないので作品に今一つのめり込めない。

話の締め方が非常に難しそうな展開になってきている。
最終的な評価はそれによって大きく変化しそう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-05-15 03:21:48] [修正:2008-05-15 03:21:48] [このレビューのURL]

7点 WORKING!!

(4巻まで読了)
画力は安定していて可愛らしい絵柄が魅力的。

腹を抱えて笑えるというわけではなくストーリー自体が面白い。
各話でオチをつけ4コマの体裁を取ってはいるが基本的に多くの話は繋がっていて連続して読める。

同じネタがシチュエーションを変えて繰り返されているのだが少しずつキャラを取り巻く環境が変化していくので、4コマ漫画としては珍しいことに続きが気になる内容。

下ネタなどの極端な展開に脱線することがないので安心して読める作品であるのが嬉しい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-13 19:32:09] [修正:2008-05-13 19:32:09] [このレビューのURL]

4点 B.B.Joker

クセのあるキャラ(美形だがどこか抜けている男、女顔に悩む少年、何を考えているのか分からない彼氏とそれに悩む彼女、謎の生物etc)が織り成す4コマ漫画。

単発ネタは少なく設定付けが既になされているネタが中心なので気に入った設定があれば安定して笑えるのが良いところ。

ネタ切れ・描き手の能力不足からか分かりづらい・面白くないネタが随所に見受けられるのが残念。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-13 04:38:38] [修正:2008-05-13 19:11:15] [このレビューのURL]

(2巻まで読了)

作画を担当している方の前作「BLACK CAT」を読んで、絵が非常に魅力的なので良い原作者さえつけば「ヒカルの碁」などを描いた小畑さんのような素晴らしい作品が生まれるのではないかと思っていたのだが、その予想の斜め上を行かれた感じ。

作画をストーリーの引きたてにするのではなく、ストーリーの方を作画の引きたて役にする手腕に驚きました。
可愛らしい絵柄やHなシーンを見たい読者層にとっては最高の原作者なのではないだろうか。

この作品の方向性は個人的に漫画に求めるものとベクトルが違ってしまっているので低めの評価ですが、合っている人から見ればかなりの高評価が出るのも頷けます。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-05-13 10:36:23] [修正:2008-05-13 10:37:05] [このレビューのURL]

タイトルから予想していたスポーツ漫画として剣道を扱った作品ではなかった。
部活としての剣道を軸として集まった高校生のほのぼのとした青春を描いた作品という感じ。

各人が剣道を通して少しずつ成長していく様を可愛らしい絵柄とギャグ・シリアスを織り交ぜたストーリーで上手く表現しているので読んでいてほっとする。

剣道の試合の様子を思い切って短くしているのがストーリーの進行に水を差さず好感触。

それほど続きが気になる作品というわけではないが時間がある人ならば読んでみて損はしない作品だと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-13 10:16:24] [修正:2008-05-13 10:16:24] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

打倒掛川高を目標に掲げる久里浜高と掛川高を中心に描かれるシュート!の第四作にして完結作。

選手全員が力を出し切るトータルフットボールの掛川に対抗して選手の一長を活かすキングダムサッカーを目指す久里浜の構図は面白かった。

主人公田仲の技であるファントムドリブル・ゴール前の聖域について納得のいく説明が作中でなされなかった(ファントムについては一応説明はあるが選手同士の足跡が重なるなどそれだけでは説明しきれない部分があった)。トンデモな技や戦術に対してもある程度説得力のある説明をしてきただけに最後の最後でこれはひどい。

久保の扱いがどんどん高くなってしまっている。死ぬ前に田仲に宛てて書いた手紙が飛び出したり、もはや一サッカー少年だったとは思えないほどで正直不愉快。

最後に掛川に軍配を挙げるのであれば久里浜にあれほど焦点を当てる必要はなかった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-13 06:53:41] [修正:2008-05-13 06:53:41] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

試合の面白さは相変わらずのシュート!の第三作。

個人的に今作で光っていたと思われるのが掛川高主将の神谷。
普段はわがままでちょっと抜けているが試合になると正確なゲームメイクとスルーパスで圧倒的な存在感を放つ魅力的なキャラクターです。

主人公の田仲が修得するファントムドリブルの謎の解明が次作に持ち越されてしまったのが残念。

田仲と一美の恋物語も陳腐さに拍車がかかっています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-13 06:38:47] [修正:2008-05-13 06:38:47] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

サッカー大好き少年のトシ、天才的な才能を持つために傲慢だった和広、スポーツに興味を持たない不良少年の健二がどのようにして結びついたかが描かれたシュート!の第二作。

掛西中トリオの絆を確認できたり、今作のみのキャラのストーリーがあったり、次作への伏線ありと全五巻にしては非常に濃いストーリーとなっている。

前作シュート!で久保が初めて見出したはずのトシの「幻の左」が決め技として使われている点が前作を読んだものとしては不満が残る(作中で単なるまぐれであると説明はされているものの前作で左足でのシュートに対する掛西中トリオの反応を見る限り、やはり不自然さが拭いきれない)。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-13 06:24:38] [修正:2008-05-13 06:32:56] [このレビューのURL]