「kenken」さんのページ

総レビュー数: 200レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年07月14日

[ネタバレあり]

三人のアドルフの物語
とはいえやっぱスポットがあたるのは何かと葛藤の多いカウフマン
結構な最低男だが人間臭い。いっつも何かしらで悩んでる
まあ大体ろくな結果になってないけど

それでもかつての親友カミルと本気で憎しみあった末の殺し合いは悲壮だった
「殺したくないが運命には逆らえない〜友情ゆえに〜カナシー」みたいなことじゃなく
自分の意志でしっかりとお互いが殺意をもっていたのが余計に


ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-14 15:06:38] [修正:2008-07-14 15:06:38] [このレビューのURL]

作品を通してどこか退廃的な雰囲気が漂っている
ジョーが普段活動しているところは殺風景で枯れていてジョー自身もいつも辛気臭い顔でいることが多い

社会のはみ出し者がようやくボクシングという表舞台に立てたのに
やがてそれさえ破綻していく
個人的には結局最後までジョーは孤独に見えた

小学生のとき読んだが力石戦より悲壮感漂うホセ戦の方が強く心に残っている

元祖スポコン者ってことで敬遠してる人がいたらぜひ読んでみてほしい

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-14 14:52:01] [修正:2008-07-14 14:52:01] [このレビューのURL]

絵がゴチャゴチャしている
書き込み量が充実してると言い換えてもいいがぶっちゃけ見づらい
あと日本ではめずらしくクロスオーバー作品なのね
ワケありげにどっかいったキャラが戻ってこなかったりするから何かと思った

でも女キャラが皆そこはかとなくエロイのはイイ

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-07-14 14:32:50] [修正:2008-07-14 14:32:50] [このレビューのURL]

8点 アカギ

華麗に凡才を蹴散らしていくアカギはやっぱりかっこいい
若干反則入っていてもいい。「アカギだから」で解決してしまう

他の福本漫画の主人公にある人間味が一切ないアカギ(天では丸くなってたけど)
こんな奴と命の賭けしなきゃならん敵が逆に哀れになる

宿敵である鷲巣が他のボスジジイに比べて唯のラッキーマンにしか思えないのが残念

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-14 01:55:07] [修正:2008-07-14 01:55:07] [このレビューのURL]

「探偵もの」ではあるが、ほのぼの系に近いものがあるかも
主人公の変人ぶり、ヒロインの可愛さ、取り巻く人々とのやり取りが好きだった
扱う事件も長編を除いて身近なもので気楽に読める

逆に言うとストーリーは結構大味で、キャラ目的で読んでいた感は否めない。
シリアス調な導入だった長編も気づけばいつものギャグ展開になることも多く、いつも安定してまったりしている、悪く言えばグダグダ

まあ「まったり日常もの」として読めば結構気楽に楽しめる良作
地味にこないだ終わってたが

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-14 01:43:10] [修正:2008-07-14 01:43:10] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

読んだ直後は気分悪くなって、「二度と読みたくない。親に見つかる前に押入れの奥にしまおう」という印象だった

でもなぜか読み返したくなった
いつのまにか本棚の一番取りやすい位置に格上げ。気づけば病みつきでした

とにかく正常な登場人物が少なすぎる。いても早々に退場。やっぱこの漫画の世界じゃ常人は物語のアクセント、暴力の対象物にしかなれないしね
主人公からラスボスも変態ばっか。というか主人公が一番ヤバイ
誰もイチの変態を完全に受け止めきれず肉片にされていく

絵はそこまで上手いわけではないが「痛み」を感じさせてくれる描写が魅力
いきなり序盤から「局部オトシマエ」や「リアル黒ひげ」「鈴木拷問」「セーラちゃんDV」等の連続暴力に「もうやめてえええ」と感じるだろう
でも読み進むうちにストーリーに引き込まれてグロは飾りになる
そしてラストの二重どんでん返しに二度びっくり(あの展開が読めた人はあんまいないと思う)
決して「グロだけ」漫画ではない(売りの一要素ではあるだろうが)

なんだかんだで今ではかなり好きな作品。未読の人にはオススメしたい
でも作中、女性が物以下の扱いを受けているシーンが多いのでそういうのが苦手な人は受け付けないかも

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-14 01:25:11] [修正:2008-07-14 01:25:11] [このレビューのURL]

物心ついた時から家にあった漫画
4歳くらいから読んでたし、アニメも毎週鑑賞
毎年映画も観に行ってたしゲームもやりまくってた
そんなこんなで多少贔屓目な点数

バトルだけのうっすい漫画とか言われがちだけど、いちいち暗い過去エピソード入れたりせずに主要キャラ1人1人のキャラ立ってるってのは凄いと思う

鳥山明のセンスが光るボスキャラもルックスが割とシンプルで必要以上の装飾がなく、かつ読者に強い印象を与えるデザイン
フリーザ、セル、ブウ1人も知らないって人はあんまいないだろう

個人的にはサイヤ人編あたりの、格上の敵相手に上手く立ち回って戦ってるのが好きだった。絵の面でも。
後半も好きだけど感情が表れる表情の迫力は確実に前半のほうが上だった(ピッコロが牙むき出しで目玉ひん剥いたりとか)

バトル描写もスピード感、エネルギーの表現(しかもほぼトーン無し)、読みやすさとどれも一級品


褒め倒しだったがやっぱり終盤のインフレはさすがに子供心にもどうかと思ったので-1点

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-07-14 00:53:06] [修正:2008-07-14 00:53:06] [このレビューのURL]

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