「rooruck」さんのページ

総レビュー数: 29レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年11月29日

7点 アカギ

心理戦に重点を置(きすぎ)いた麻雀漫画。

・麻雀を知らなくても楽しめる
・心理戦重視なので緊張の連続
・絵を気にする人はツライ可能性あり(アゴは気にしてはいけない)
・前半(鷲巣戦まで)は文句なしにのめり込む
・鷲巣戦はいわずもがな

他の方も書いてますがとにかく鷲巣戦は長いです。まあほとんどの牌がスケルトンだなんて反則麻雀戦だから壮絶心理戦になることは分かりきったことですが…長すぎです。

ただ前半は読めば麻雀をしたくなること間違いなし。カイジでもそうですがこの作者の絵は動くと違和感ないです。絵に抵抗がある人はアニメから入るといいと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-12-29 22:16:36] [修正:2008-12-29 22:16:36] [このレビューのURL]

現代の東京に来ちゃった偉人2人のボケを楽しむ漫画。

・主人公はかのイエス・キリストとブッダ
・宗教に走らずちゃんとギャグ漫画
・哲学的なものは期待してはいけない(お約束)
・大爆笑というほどのものではない、笑ってもクスリ程度(個人的に)

要は暇つぶしってことですね。
ただ安定感はあるかな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-12-29 21:59:51] [修正:2008-12-29 21:59:51] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

戦争美談みたいな危険なにおいがする近未来漫画。

世界観に何か釈然としないまま読み進めて2巻で気付く。
この漫画は非常に危険な漫画であると。

「出征前夜」のエピソードはまんま戦争での極限状態をこの世界観に無理矢理押し込めたものだと感じました。キャラクタの言う台詞一つとってもこのストーリーの見せ方は「死を強要される極限状態の中で何かのために散っていく者たちの美談」というやり方です。
本当に命の大切さ云々を描きたいのであればこのような描き方はあり得ません。絶対的な権力に死を強要される、と言う構図自体が使えません。この構図で使えるのはレジスタンス物か不条理な世界を描いた安部工房的な作品でしょう。

涙を誘えるシチュエーションを使っただけのペラペラ漫画。この評価が妥当だと思います。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2008-12-01 00:57:49] [修正:2008-12-01 00:57:49] [このレビューのURL]