「ととちゃん」さんのページ
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雑食ですが、少女漫画中心に読み漁ります。単行本派。
メジャーマイナー問わず気になったら読みます。
でもやっぱ平積み系が多くなっちゃうかな。
読んだ漫画の覚書と漫画語りがしたいだけです(・з・)
採点は今のとこ最高9点。
なぜなら今まで以上に面白い作品に出会えなかったら悲しいから!
とにかく漫画が好きなんです!

7点 キャンディライフ
非現実感が心地いい。世界観が大好きな作品。
クラスメイトの男の子に恋をして、ライバルにいじわるされて、みたいな夢物語系少女漫画にちょっと飽きてきた人におすすめです。
所詮、夢物語なんですけど、ちょっとハイレベルな妄想です(笑)
これぞ小川やよい作品の魅力です。女子のつぼを心得たちょっと大人な妄想。
お金持ちでおおらかな紳士(オッサン)と強引だけど優しいイケメン(バカ)の間で板ばさみ!オイシイ!(笑)
同時収録の「われアルカディアにもあり」は小川先生の中では一番好きな話です。
悲しく寂しい援交女子高生と天使の羽の生えたペーペーチンピラの非現実への愛の逃避行。
女子高生だった私はかなりときめきました。
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[投稿:2009-06-26 18:35:52] [修正:2009-06-26 18:35:52] [このレビューのURL]
9点 ピースオブケイク
ジョージ作品の中で一番好きです。
終わるなと願いながら勿体ぶって読みました。
単行本…1000円するんですよ。高いよー。
でも。1巻買ってしまったのが失敗でした。
2日で全巻大人買い。1000円×全5巻。
結論・・・5000円は安い。(いや、高いけども)
さりげなくモテる(自覚なし)巨乳フリーター♀志乃ちゃんと
ちょっとダメ男だけどイケメンヒゲ店長京ちゃんのラブストーリー。
なんてゆーか、まぁ、普通なんですよ。キャラも、ストーリーも。
ジョージ朝倉なのに。
いつもの「わかってる、わかってるんだけど、愛してるから無理!ギャー!」みたいな愛の暴走要素があんまりない。
主人公が理性的。もちろん葛藤はあるんだけど、
志乃ちゃんの中のバーチャル元彼(反面教師)との会話によって理性を保つ。
あかりさん(京ちゃん's元彼女。メンヘラ気味)ってゆー解決しようのない絶対的不安要素さえも、客観的に見て、志乃ちゃんがすごく冷静だから、乗り越えられそうに見える。
もうその問題さえも二人の愛を屈強にする要素になっちゃうんじゃないの、ってくらい。
まぁんなわけないんだけどさ。
恋愛って不思議。志乃ちゃんの我慢の限界だったのでしょうか。
はたまた作者の我慢の限界だったのでしょうか(笑)
最後の最後にジョージワールド全開!!
待ってた人は「待ってました!!!」って感じだったのかしら。
私は待ってなかった(笑)
正直最終巻を読み終わった直後は「金返せ!」って思いました。
しかし、改めて考えてみると、冷静に見えてた時の志乃ちゃんは冷静じゃなかったからこそ、理性的に努めてたんですかね。
暴走した志乃ちゃんは、冷静になったからこそ自暴自棄になっただけなんですかね。まぁ、くっつく前も暴走気味っちゃ暴走気味だったしな。
ぶっちゃけそこはよくわかりません。でも、なんとなくわかりました。
つまり、そういう作品です。名作です。
語り足りないけどこんくらいにします。
「若い男なんてね…玉子でとじときゃいいのよ」
ってセリフが大好きです。
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[投稿:2009-06-26 18:34:59] [修正:2009-06-26 18:34:59] [このレビューのURL]
7点 溺れるナイフ
初めて読んだジョージ朝倉作品でした。
単行本派なのになぜか買った別冊フレンドで電撃的な出会い。
なんなんだこの汚くて美しい世界は!
根拠の無いプライドと輝かしい未来、そんなの分かってるけど、それがなきゃ私が生きてる意味って何だというの。
根拠の無さを認めてしまったら、私はただの、塊だ。砂の詰まったただの袋だ。
溺れる「ナイフ」(=自意識)と作者が言うように、持て余す自意識の中で葛藤する青春!な二人の少女と少年の話。
夏芽とコウは「その他大勢」のこどもとは違う種類、違うスケールの自意識を持ってるけど、それは「その他大勢」の私たちもみんな持ってる(たまに間違ってる)自意識を分かりやすくデフォルメしてるものでしょう。
おかげで、読者モデルでも神さんの子でもないただの子供の私も共感してしまいます。
読んでるときの、息苦しさが心地いいです。(ドM)
休載明けたよ!!最後まで丁寧に描いて頂きたい!!それくらい好き!!
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[投稿:2009-06-25 21:08:07] [修正:2009-06-25 21:08:07] [このレビューのURL]
6点 恋文日和
気軽に読めるオムニバス集で、多種多彩な小作品がたくさん入ってます。
なので、総括するのが難しいですが・・・
初期作品が結構入ってて、まだ作画が荒削りな感じが新鮮。
なんかもう湧き上がるの創作意欲(意欲とは違うかもしらない、アドレナリンみたいな)でペンが追いつかない!みたいな。
でもエネルギッシュで生々しくロマンチックなストーリー構成は最近の作品に負けず劣らず、さすがジョージ朝倉!ってな感じです。
初期作品のためか学生主体の物語が多く、割とすっきり爽やかな読後感かもしれないですが。
映画化されただけあり、万人受けする作品だと思います。
ジョージ朝倉といえば、恋文日和って感じですね。
代表作に値する作品だと思います!
でも恋文日和だけ読んでもジョージ朝倉は語れませんな。
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[投稿:2009-06-25 20:22:50] [修正:2009-06-25 20:22:50] [このレビューのURL]
4点 少年少女ロマンス
初期作品かとおもいきや、そんなに初期でもないんですね。
ギャグなのか、マジなのか、よくわかんない感じが
ハマる人はハマると思います!
私はあんまりはまんなかったけど!(笑)
ストーリー的には「好きだった男の子が成長して再会したらイケメンになってた」とか
「お前のこといじめてたけど、本当は気が惹きたくていじわるしてたんだよ!」とか
「前の女に横恋慕されそう」とか
「本命と幼馴染両方に好かれて板ばさみ」とか少女漫画超王道的(それこそ少年少女ロマンスな)エピソード満載ですが、
描き方はさすがジョージなハイテンションです。
ジョージ朝倉が「少女漫画」を書いたらこんな感じになったんですかね(笑)
愛と暴走は紙一重というかほぼ同一ってゆージョージ朝倉的世界観が他の作品よりかなり極端わかりやすーく描かれた作品です。
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[投稿:2009-06-25 19:03:24] [修正:2009-06-25 19:03:24] [このレビューのURL]
5点 平凡ポンチ
ジョージ朝倉「らしい」作品が好きな方は大好物なはず。
女子高生とデブめがね(ED気味)と殺人と映画と逃避行とおっぱいと…
もうぐっちゃぐちゃ!何が何やらイミプーもう訳わかんねー限界!
ってなってポーンと全てを投げ出そうとした途端。
というか冷静になってもっかい見直してたら。
全部がすんなり「解る」。
なーんて単純。そーゆーことでしたか。
でも。「解る」ってことは「終わる」ってこと。
生々しすぎる愛の暴走を力強くかつ美しすぎる描写で描く、
これぞジョージ朝倉作品。
個人的にはジョージ作品の中ではあまり好きではありません。
でも一番スタンダードでパワフルなジョージ作品かも。
ジョージ作品入門書におすすめです。
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[投稿:2009-06-25 17:10:25] [修正:2009-06-25 18:46:37] [このレビューのURL]