「何某何」さんのページ
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浅学菲才の身ではありますが、皆様に何らかの形で力になっていきたいと思っています。
フリーライターとしても活動していますので、お仕事の依頼等がありましたらば、微力ながらも尽力してゆく所存です。
ここでの私のレビューも、不適切だったり文章がおかしいと思うようなことがあれば、どんどん厳しいことを言っても構いません。
よろしくお願いします。
それでは。

6点 僕といっしょ
とても不幸で不運で不憫で不安な状況下で
とてもおバカでダメでイタい奴らが引き起こす
とても下品で迷惑で逸脱した騒動の数々は
どれもとても救いがなくて虚しいものばかりで
とても笑えるようなものじゃなくて
そしてとても面白い
勢いや破壊力は「稲中」より劣っているものの、
古谷実の著作の中では、
秀逸なギャグとハードでシリアスな日常との、
微妙なバランスが実に絶妙に取れている、
奇妙な佳作に当たる作品と言えるだろう。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-11-20 19:40:36] [修正:2009-11-20 21:17:25] [このレビューのURL]
6点 たのしい甲子園
巨人の星からそのまま拝借してきたような登場人物設定。
逆境ナインのノリをそのまま持ってきたようなテンション。
アストロ球団で使われたネタをそのままパクッたストーリー展開。
わたるがぴゅんにあったモノをさらに圧倒的に凄まじくしたような技。
すべてが珠玉の輝きを見せている。
まさに全ての野球漫画への最高のパロディとも言える作品だ。
ツッコミと大ボケの掛け合いのおかしさ、
大バカで大マヌケで壮大で大胆でマッドでクレイジーで実に意味の無いキャラクター達
信じられない程脱線して信じられない程変な相手と戦う信じられない程訳の分からない世界観、
限度を知らずに限界まで際限なくどこまでも突き抜けてエスカレートしていく物語、
と、何もかもが究極の面白さへと昇華されている。
それこそ全ての漫画に対する最大のオマージュであるとも言える。
ただ、大和田秀樹特有の「毒」が、ちょっとだけ薄いかな?
ま、デビュー作だしそれは無理な話か。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-11-17 12:42:33] [修正:2009-11-17 15:45:03] [このレビューのURL]
6点 黄昏流星群
何故か20代でこの作品に魅せられてしまいました。
早くも枯れてきたのかな……。
それはともかく、なかなか良質で素直に感動でき、考えさせられる、
深みと渋みと哀しみのある作品です。
各エピソードの完成度はかなり高く、綿密に下調べをした形跡が、
あちらこちらに見受けられます。
ストーリーはハッピーエンドが基本的だが、中にはそうでないものもチラホラ。
ジャンルもミステリー、ファンタジー、時代劇、同性愛と多種多様。
作者の視野の広さが伺えます。
年を取った方にはもちろん、
年を取るのが不安な人にもオススメです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-11-13 10:37:00] [修正:2009-11-13 10:42:25] [このレビューのURL]