「parkhabio」さんのページ

総レビュー数: 14レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年06月01日

漫画というよりは、社会・歴史の教本の様な作品。
「火の鳥」を一つの時代に絞って、さらに、差別や封建制度・社会に対し、特定の思想を持って描いた感じ。

古い漫画なので万人受けかどうかは疑問だが、間違いなく漫画の歴史やカルチャーを作ったマイルストーンだし、白戸三平は漫画化の域を超えた「クリエイター」と言って良いだろう。

漫画にリアリティ(とゆーか、解説?)を取り入れる手法は、白戸作品の影響が大きいとか。






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[投稿:2010-06-01 18:06:08] [修正:2010-06-02 02:10:34] [このレビューのURL]

松本大洋作品の中では、もっとも万人向け。
そういう意味で逃げ場が無い作品だから、よけいに完成度が高い。
題材もあえて「卓球」というテイストの良さ、エンディングも気持良い。

実写映画化してもそれなり成功したと思える、数少ない作品。


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[投稿:2010-06-01 18:42:44] [修正:2010-06-02 01:59:07] [このレビューのURL]

8点 編集王

「まんが道」ではなく、「島耕作」寄り。

雑誌・音楽・映画・広告・ゲーム、コンテンツで食ってる業界の人なら、本当の意味で楽しめる。
新卒に読ませた後に「そーゆー訳で矛盾だらけだから、文句言う前にヒット立ち上げてね」と言ってあげたい。






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[投稿:2010-06-01 19:16:53] [修正:2010-06-02 01:52:43] [このレビューのURL]

8点 SUGAR

ボクシング漫画の中で一番好き。

まぁボクシングものっていうより、マラドーナ、ロマーリオ、アリ、タイソン。。。みたいな素行不良・破天荒な天才の話。
新井作品なので当然、完全無欠のヒーローといった事は無く、ボクシング以外は人間として欠落した、良くも悪くもウザさ全開の主人公。さんざん暴れまくっても、結局は童貞のゆとりの無さの粋を出てないから、余計にウザい。
中尾等のサブ・キャラの個性も突出している。

動きの描写も格好良く、新井秀樹とスポーツ漫画の組み合わせは案外良いと思った。

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[投稿:2010-06-01 19:56:55] [修正:2010-06-02 01:51:07] [このレビューのURL]

17か18巻が出た頃に人から勧められてのがキッカケでハマった。

当時これほどキャラ・ストーリー構成が綿密に練られた漫画は読んだ事が無く、これほどの大作にも関わらず、10年(当時で)も連載されていた作品があった事に驚いた。
3巻あたりまでは画力も内容も少しシンドイが、それ以降は引きこまれるので、個人的には現代漫画の代表先として、一読はしてみるべきだと思う。

ただ、最近は「魔法」が登場する等、何でもアリになってきた感じがあり、ドラゴンボール末期に似た煮詰まりを感じる。
とゆーか、単行本年一冊刊行って。。
知人が、「作者は本当は『蝕』で終わらせたかったのでは?」と言っていたが、本当にその方が良かったかもしれない。



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[投稿:2010-06-01 17:46:26] [修正:2010-06-02 01:47:19] [このレビューのURL]

完成度が高い。

連載当初に比べて、時代的にスカウトのシノギとしてのスケール設定に無理があるのは仕方がないといえば仕方がない(最近、スカウト自体減った)が、そっちの世界の描写はそれなりにリアル。
さまざまな登場人物がタツヒコに何故そこまで魅力を感じるのかは不明だが。。

続きが気になるストーリー構成と、複線の張り方は秀逸。



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[投稿:2010-06-01 19:08:07] [修正:2010-06-01 19:08:07] [このレビューのURL]

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