「limolimo」さんのページ

総レビュー数: 64レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年07月18日

題名通りヒロインが本来のヒロイン像とはかけ離れた行動をします。
ダークヒーローならぬダークヒロインといった感じが、スイッチガールのノリもありつつ巻を追うごとに少女まんがっぽくなっていく感じです。
主人公だけどヒロインのライバルのような立ち位置が新鮮です。
当初ギャグ漫画っぽかったのですがだんだん恋愛漫画に変化してく様はおもしろい!!しかし本来のヒーローだった利太くんはへたれだしかなり悪印象でこちらもダークヒーローといった感じ。でもこのダークヒーローは不快ではあるけどハラハラするエッセンスにもなっているような感じです。登場人物がみんないい人だとつまらない、ありがちな少女漫画に飽きた方におすすめです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-12 20:28:21] [修正:2012-01-12 20:28:21] [このレビューのURL]

7点 白磁

某サイトでおすすめとされていたので読んでみた。花とゆめに掲載されていたみたいだけどその中では異色な漫画。
文学的なエロスとイノセントな狂気の満ちた世界観でこういう世界観が好きな自分の好みには合っていた。
終始、物語が勢いで進んでいくような感じだけど最終的には花ゆめ読者にも納得できそうなラストで物足りないような気もするけど軽く病的な人物が出てくる漫画が好きな人にはおすすめできる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-01 11:09:58] [修正:2011-02-01 11:09:58] [このレビューのURL]

闇金に手を出す人々、闇金で生計を立てる人々が出てきて世間的にクズと呼ばれる人々の話なので読んでて激しく鬱になるけどはまりました。
とにかく登場人物のクズっぷりがひどい。母娘で援助したり友達を平気で裏切ったり、正義の味方的な描写、綺麗ごとはほとんどないです。とにかくどす黒い。(ウシジマ君はたまに遠まわしに親切なところはあるけど基本的に冷酷)現代社会の黒い問題がこれでもかって詰まってます。人間とお金ってホント怖いなと思わされる。まちがっても夢いっぱいの子供に読ませたくない作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-09 19:45:56] [修正:2010-11-09 19:45:56] [このレビューのURL]

たんたんと進んでく鈴木一家の数年の物語。
家族って一番近くにいるけど一番分かりあえない存在なのかもしれない。
じゃあ家族ってなんだろう?って考えさせられた。
心神喪失してしまったお母さん。さんざんな目にあっている姉。思春期まっさかりの妹。ただ家族を守り抜こうとするお父さん。
みんながしたいことをするという決断をしたお父さんの答えはよかったのか悪かったのか分からないが、さまざまな困難を乗り越えて解散するっていうのは鈴木家にとっては最良の決断だったのだろう。
お父さんの家族に対する気持ちが泣けてくるところが随所に合ったり、お父さんの異常ともいえる家族愛には感動させられた。
いろんな意味で衝撃的な作品だった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-27 01:01:28] [修正:2010-09-27 01:01:28] [このレビューのURL]

自分の10代のころとはまったく縁のない世界の話だと思ったけど、友達に嫉妬したり、自分にしかできないことがあると思う希望だったり、現実と理想のギャップ、コンプレックスだらけなど爽やかなだけが青春じゃなかったと思い出した。
そんな10代の黒い部分が、ほんと読んでて痛いんだけど癖になる漫画。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-20 14:37:15] [修正:2010-09-20 15:13:50] [このレビューのURL]

絵が典型的な昭和の少女漫画な絵だけど物語にひきこまれて夢中になる作品。
近年ではあまり見ないこんだけ壮大な大河マンガだと、根気の強い作家さんじゃないと描けないと思う。
主人公のものすごい適応能力にただの小娘から戦いの女神?に成長していく様も面白いが、皇女の悪女っぷりも見どころだ。すごい執念で主人公をおいつめて国も平気で裏切るわ、平気で人も殺すとんでもない悪女だ。この女さえいなければもっと簡単に国を統一できただろうに。。。でも主人公ユーリの成長になければならない人物でもある影の主役だったと思う。女って男によって悪魔にも天使にもなっちゃうんですね。あと、氷室と家族の行方が気になる。最初の方は氷室もこの時代にきちゃうかなって思ってたけどまさかばっさり現代を捨てるとは思わなかった。できれば家族とかの別れも見たかったなぁ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-12 22:34:32] [修正:2010-09-12 22:34:32] [このレビューのURL]

矢沢あいの漫画って登場人物のつらい気持ちとかがダイレクトに伝わってくる気がする。感情移入しちゃうというか。もちろん漫画なのでこんなのありえねーだろって展開もあるけど、いいことばっかじゃないっていうのがすごく現実的に描いてあると思う。喜んだりつらかったりっていうのが絵を通して伝わってくるから感情移入してしまうのかも。そこらへんの描写がうまいと思う。
この漫画にでてくる人物も風変わりな格好をしてたりするけど、悩んでたりすることは案外普通というか誰でも考えたことがある悩みだったりする。
登場人物がわりと身近にいそうな気さえしてくる。zipperに掲載されていた漫画なので服飾関係の人向けに描いた漫画かもしれないけどおもしろかった。
ラストはけっこう驚いたけどあのままの二人がくっついたら、紫はジョージに依存したまんまで本当の意味で自立した女性にはなれなかったんじゃないと思うと、ああいうラストでよかったのかな?
なんか映画化するみたいだけど、紫役は背の高い人にやってもらいたかった・・・

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-11 22:26:42] [修正:2010-09-11 22:26:42] [このレビューのURL]

この作者さんの描く人物はすごくかっこいい!男も女もかっこいい!カリスマ性のある人物を描くのに長けていると思う。
野球に詳しくないけど、こまけえことはいいんだよ敵な漫画ならではの展開もあるが非常にドラマティックな展開には興奮させられた。
男とは違った強さのある主人公は男性から見てもかっこいいと思えるのではないでしょうか?
転んでもただじゃ起きない女の強さを感じられる物語でした。巻数も少なめなので一気に読んじゃいました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-31 20:45:26] [修正:2010-08-31 20:45:26] [このレビューのURL]

現代の話でありながらノスタルジックな世界観で描かれていて絵も物語にマッチしていて綺麗だった。
重く暗い内容で全体を通して陰と陽でいえばあまり陽を感じられないのではあるが、なぜかこの世界観に惹きつけられるさすがこの作者の作品である。
幸か不幸かわからないラストではあったが、前向きな葉のここから・・というセリフで最後に陽があってよかった。二人とも死んで終わってしまいそうだっただけに曇ってる空から太陽がでてきたようなラストがあるから救いがあったかなと。あまり気分がいい時より沈みがちな時にこそ読みたい作品だ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-30 12:31:17] [修正:2010-07-30 12:31:54] [このレビューのURL]

少女漫画の主人公ってうじうじしてたり、いらっとくる女の子が多いけどこの漫画の主人公の春菜は男勝りで、なんかがんばってる感がすごくかわいくて思わず応援したくなってしまいました。陽もあんまり本音を言わなかったり、一生懸命やることって悪くないってことを春菜と付き合っていくうちに、どんどん気付いていきます。
一番お気に入りのシーンは主人公が元カノにトラウマのある陽のために、クリスマスにむけて一生懸命な春菜を見て、彼女っていいねってよろこんでくれるところ。もうこのシーンでこの漫画が大好きになりました。
やっぱ努力してるのが報われるって見てて気持ちがいいもんです。
他にもなぜかモテモテになっちゃったり、ライバル(元カノにストーカー)があらわれたり、王道の少女漫画だけどもうすぐ三十路のわたしでもキュンキュンできました。お互い成長できてプラスになるいい恋愛してて気持ちよく読める作品でおすすめです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-18 19:07:54] [修正:2010-07-18 19:07:54] [このレビューのURL]

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