「拙僧若輩にて」さんのページ
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お経本と漫画を交互に読んでます。
基本漫画を愛しているので甘め採点です。
小説、ライトノベル、漫画、エロ漫画、映画、アニメ、哲学書、宗教書、何でも見ます、雑食です。どこでどんなものに巡りあうか分からないから。
レビューからかけ離れた、分析も考察もないごく私的意見をすることもありますが、暖かい目で見ていただければ幸いです。
好きな漫画家は日本橋ヨヲコ、星里もちる、浦沢直樹、きづきあきら、荒木飛呂彦、本宮ひろ志、冨樫義博、福本伸行といった濃くきついところから、あずまきよひこ、ばらスィー、近藤るるる、竹田エリ、石見翔子、荒井チェリー、新条るるといった軽めだが切れ味のある作家達。
全般的に毒気の強い作品を好む傾向があります。

7点 藤村くんメイツ
ヒロインが常に下ネタを言っている、脇を固めるはずだったエセ外人とヨロイが早くも脱落気味、主人公の吹き出しが常に荒々しくやや緩急に乏しい。など所々アラが目立つが、作品全体のクオリティーとしては高く、ギャグ漫画としては高い完成度を誇る。
ヒロインの下ネタは躊躇なくハードパンチで潔く、他の所も流れに乗せて大ゴマを上手く使って笑いを取るなどなかなかに見せ方は上手い。
二巻、学園のアイドル弓塚すばる登場の下りは死ぬほど笑った。
下ネタに免疫がある人で、安定してずっと笑うより、一発思い切り笑える漫画が読みたい人におススメ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-06-13 02:54:55] [修正:2011-06-13 03:10:48] [このレビューのURL]
10点 HUNTER×HUNTER
神マンガ、その一言に尽きる。
内容、構成、表現力、どれをとっても申し分無く、子供から大人まで幅広く楽しませ、40の父親が小学生の息子と本気で語り合うことができる、稀有な作品であると言える。
それが可能なのはやはり、作品全体がしっかりとした理論、設定に支えられているからだろう。
大人になるとどうしても目ざとくなりがちで、作品に無理や矛盾があると白けてしまいがちになるが、この作品にはそういった粗がほとんど無く大人でも安心して読むことができる。
新技一つから勝利に到るロジックまで丁寧に作り込まれ、読者に決して「それは無いわ」と思わせない、その綿密さこそがこの作品の傑作たる所以であると言える。
また、キルアと父の約束や、勝てぬと悟りながらも会長という立場にいる責任ゆえに王に挑んだネテロなど、少年が大人の男になるために必要な「男の生き様的要素」を所々に含み、少年漫画の鑑であると私は思う。
重度の肝硬変で先の長くない私の恩師に「せめてHUNTER×HUNTERが終わるまでは生きていたい」と言わしめた傑作。
一人の人間に生きる目標を与えた、まさに神マンガである。
冨樫先生には、命を削りながら待っている人がいることを知って頂き、どうか最後までやり遂げる勇気を持って頂きたいと、私は切に申し上げたい。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2011-06-09 17:37:26] [修正:2011-06-09 17:37:26] [このレビューのURL]
9点 賭博黙示録カイジ
熱さ、
ただならぬ熱さ、
読めば「何かしなくては」と思わされる、そんな熱さを持った作品。
「必要な物は勇気でなく覚悟、決めれば全て動きだす」
と言った小説家がいたが、この作品の登場人物達は正にそんな意志を持って生きていると思う。
人生の転機を迎えようとしているけれども、どこか今一歩踏み出せないでいる。そんな人に是非読んでもらいたい作品。
ただし、この作品を読んで大きな博打に出ようとしている人には全力で言っておきたい。
やめとけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
と。
追記
そもそも博打を打つ人間が嫌いな人にはあまりお勧めできない。読んでみて嫌悪感があったならば即刻読むのをやめて頂きたい、おそらく苦痛になるだろうから。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-06-09 11:44:03] [修正:2011-06-09 14:54:53] [このレビューのURL]
8点 ドラゴンボール
時を経て今なお読まれている不朽の名作。
フリーザを倒した後からはパワーインフレになってしまいダレてしまったことは否めないが、そこに到るまではゴクウの言うようにワクワクしっぱなしで手垢が付くくらい読み返した記憶がある。
小学生の頃、早く続きが読みたくて日曜日にジャンプを売っていた駄菓子屋まで、自転車で二時間かけて買いに行っていたのも良き思い出と言える。
家に誰もいない時にかめはめ波の練習をした。この漫画のファンなら誰しもそんな記憶があるのではないだろうか?
才能の無い私は一万回やって一度しか出なかったが……
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-06-09 09:30:02] [修正:2011-06-09 12:09:31] [このレビューのURL]
7点 モン・スール
もし「この漫画がイタい!」大賞があれば、私は迷わずこの漫画を推す。
ネタばれになる恐れがあるので内容には触れないが、とりあえず登場人物全員が痛い。
妹のいない私はそれなりにこの漫画の毒を楽しめたが、実際に妹のいる親友が私の家でこの漫画を読んだ後、一週間家に帰れなくなったところを見ると、妹のいる人には相当な劇物と言えるかもしれない。
嗜好が萌えに偏り過ぎている人には良い処方箋になること請け合いだが、そうでない人には猛毒になりかねない、インシュリンのような作品。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-06-09 10:22:39] [修正:2011-06-09 12:08:01] [このレビューのURL]