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総レビュー数: 4レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年06月02日

10点 寄生獣

[ネタバレあり]

心に余裕がある動物、それが人間の最大の取り柄。このミギーの言葉がこの作品のすべてを物語っています。余裕がある。素晴らしいことです。ぼくはこのシーンで一気に涙があふれ出てきました。どんな命も大切におもえる・・・そんな人間だけの取り柄が僕は大好きです。いいえ、人間だけじゃないですね、生き物みんなそうですね。この世にあるものみんなそうですね。この大切に思う気持ちを大切にしたいですね。最後にこの漫画を書いてくれた作者に感謝したいし、みんなに感謝したい。みんな、幸福でありますように.....。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2006-05-14 21:26:20] [修正:2006-09-21 09:07:54] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

 作者の話1つ1つを巧みにつなげていく作者の才能。そして、それが一気に作品全体でつながる最終決戦は本当に鳥肌ものです。話1つ1つにも泣けるし、読み進めば進むほど、つまりうしおととらの世界について知れば知るほどのめりこんでいき、最後は作品全体に感動します。最後のとらの一言は心にずっしりとひびきました。
 僕なりに捉えた作品全体としてのこの漫画の主張は、苦難を打ち破るには人との絆(あるいは友情、信頼)が重要であるということだと思うのです。それを最も効果的に伝えるために、ものすごい数の伏線が用意され、あの最終決戦があるのだと思います。これは現実においても重要なことではないでしょうか。他にも現実で大事にしたいような主張がこの漫画には数多くあります。
 また登場するどのキャラクターも魅力的です。命が吹き込まれています。具体的には敵にも魅力を持たせることに成功しているのがこの漫画の長所であるとおもいます。勧善懲悪ではなく、敵にも悪になる理由づけがあり、うしおたちとの戦いによって、その敵が改心する。すると、物凄くその敵に感情移入してしまうのです。(時にそういう場面で涙も出ます)
 すばらしい漫画です。すくなくとも、僕自身はこの漫画のすべてがプラスになりました。きっとみなさんも読みおえた後うしおたちと一緒に成長した自分に気づいていることでしょう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-05-14 20:39:05] [修正:2006-06-18 20:12:02] [このレビューのURL]

最初の方は面白くなくて、あまりのグロさにひいていましたが
鷹の団編になると、先が気になって、あまりの面白さに終わり(鷹の団編)まで一気によんでしまいました。その後はテンポダウンしたためか、面白さが薄れ、最近の数巻は読んでいません。鷹の団編のような勢いを再び取り戻してくれることを願っています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-06-02 22:10:31] [修正:2006-06-02 22:10:31] [このレビューのURL]

9点 SLAM DUNK

 とにかく面白い漫画です。面白さという観点から言うと、他の漫画に比べると頭ひとつ抜けている印象です。その面白さをひきたてているのは所々にあるギャグ、そして、なんといってもこの漫画の売りである躍動感あふれる試合でしょう。
 ただひとつ不満だったのは、桜木や流川をはじめとするレギュラー人がバスケの腕は上達していっても、人間性という観点からいうといささか問題があるということです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-06-02 22:00:01] [修正:2006-06-02 22:00:01] [このレビューのURL]