「其の蜩」さんのページ

総レビュー数: 4レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年05月10日

いや、もう、言葉では言い表せない程に素敵な、
別の何物かと比べるのはナンセンスな作品だと思っています。
「ドラえもん」を何かのジャンルに分類する事は出来ず、
既に「ドラえもん」という確固たるジャンルを築き上げていると言いますか。
兎にも角にも「ドラえもん」この一言に尽きますね。
良い事、悪い事、情けない事くだらない事可笑しな事笑える事
優しい事呆れる事悔しい事等々、本当に色んな事を学んだ漫画です。
「学ばされた」のではなく「学んでしまった」
小さい頃にドラえもんと出会えて良かったなぁとしみじみ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-05-11 15:42:38] [修正:2006-05-11 15:42:38] [このレビューのURL]

独特の雰囲気を持つ志村さんならではの漫画ですね。
序盤と終盤では登場人物も全体の雰囲気もガラっと変わっており、
志村さんの変化を楽しみには最高の漫画だと思います。
回を追う毎に魅力的になっていくキャラクターたちから目が離せませんでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-10 21:01:43] [修正:2006-05-10 21:01:43] [このレビューのURL]

何でこんなに惹き付けられるのだろう、と
読み終わった後ふと不思議に思い、考えてしまう漫画。
誰かが死ぬ、誰かが失踪する、誰かが…といった
物語に大きな変化をもたらす「大事件」が起こるわけではなく、
淡々と一人の少年の日常が描かれているだけなのに、何故か目が離せない。
可愛らしい絵柄でほのぼのと日常が綴られている筈なのに、妙に生々しい。
不思議な漫画です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-10 20:40:44] [修正:2006-05-10 20:40:44] [このレビューのURL]

巷では「めぞん一刻の二番煎じ」「冬目版めぞん一刻」と
評している人もいるようですが、単に設定に共通する点が見られるだけであり、
この程度でパクりだ何だと騒がれては、後に続く漫画・作者さんは大変だなぁと。

感想はと言えば、正直「イマイチ」でした。
ストーリー云々以前に、登場する主要人物たちに魅力がない。
皆が皆「平均」過ぎて、どんな事件が起ころうとも、
誰と誰が離れ近付こうとも、結局心動かされる事がない。
特別贔屓にしたいと思えるキャラクターはなく、
目を見張る様な目新しいストーリーが展開されるわけでもなく、
どこかで見た事のあるドラマ(小話)を流されるだけなので、
読んでいても「ん、そう」という言葉しか出てこない。
良く言えば「まったりと青臭い遅咲きの青春群像劇」
悪く言えば「主役たちの陰でこっそり進んでいく脇役たちの物語」です。

「独特のオーラを放つ平凡的空気を纏った物語」や、
「平凡だけど、どこか人を惹き付ける登場人物」は大好きです。
「平凡」=「平均」ではないのだと、改めて痛感しました。
もう少し突出した何かがあれば…と惜しんでしまう作品でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-10 20:09:17] [修正:2006-05-10 20:09:17] [このレビューのURL]

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