「トニーモンタナ」さんのページ

総レビュー数: 471レビュー(全て表示) 最終投稿: 2014年10月28日

良作サスペンスです。

3巻ですがボリュームがあり、ストーリーの全体の流れは綺麗に纏まってました。
少し駆け足気味で犯人に辿り着くの速い気がしましたが。

主人公が徐々にダークサイドに堕ちていったり、犯人側の攻防など見応えもありました。

犯人の残虐的な行為、狂気的な主張などは表面的で裏付けも少なかったです。
狂気的人物を一方的に日常から乖離して描くのも違和感ありました。

ラストの余白の残し方は絶妙でした。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2015-01-31 12:42:17] [修正:2016-12-18 21:34:23] [このレビューのURL]

絵柄が古臭くて敬遠してましたが読んでいくうちに気にならなくなりました。

恋の衝動の描き方やプラトニックな恋愛にむず痒くなります。

タイトルのように雨や雨上がりの描写が主人公の心情変化を効果的に表現しています。情景描写がとにかく洗練されています。
同じ画角のコマを連綿とさせていくコマ割りは映画のフレームっぽいです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-10-09 20:33:52] [修正:2021-01-11 17:21:37] [このレビューのURL]

ディストピアの設定や描線、絵柄は大友克洋作品の影響が強いように思います。謎を小出しにしていったり、牽引力があります。コマ割りも端正で見やすいです。

建物内と建物外と二つのパートが並行して描かれますが、それらが繋がっていく構成も引き込まれます。それに石黒作品特有の時間軸の仕掛けが施されてそうで気になる作りです。

ただ作中に出てくるデモ隊の描き方に納得がいきませんでした。デモ=暴力というバイアスのかかった短絡的な視点や左翼思想への嫌悪感が漏れてる感じがしました。「気分はもう戦争」とか大友克洋作品は学生運動的価値観があるように感じますが、テーマの部分は踏襲してないのかって思いました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2020-08-25 12:57:32] [修正:2020-08-25 12:57:32] [このレビューのURL]

主人公の変態性や性衝動を突き詰めた作品かと思ってたけど、精液で宇宙人と戦う壮大SF。
「ザワールドイズマイン」は世界規模でしたがこれは宇宙規模です。新井英樹セカイ系って言い方で合ってるかな。

支離滅裂でカオスですが圧倒的熱量で引き込まれます。終盤覚醒してからの瞬間最大風速はかなりのものです。測定不能です。

新井英樹作品らしい反権力、反体制でもあるんですが、自我の形成や自己実現、純愛ロマンスありの幕の内弁当。鬱屈とした人物の内的発露やワンスアゲインとして至高です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-05-30 15:49:16] [修正:2020-04-04 18:37:49] [このレビューのURL]

朗読とマイナーな題材ですが、読ませる力があります。瞬発性が高いです。

作中の朗読する作品の解釈や人物たちの人生観と重ね合わせたりするのが面白いです。
虚実皮膜というか虚構と現実がオーバーラップする手法、人物の自己実現と密接してるところに胸を打ちます。漫画とか物語に救われたことがある人には投影するところもあると思います。

藤田先生の元アシスタントなので、過度というか外連味たっぷりの演出で魅せてくれます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-10-30 00:41:13] [修正:2020-04-04 15:06:16] [このレビューのURL]

8点 FLIP-FLAP

とよ田作品を読んでると性善説ってほんとはあるんじゃないかって錯覚しそうになります。

ピンボールが題材ですが、何かに傾倒する熱い物語だし、ロマンチックなボーイミーツガール。

交感神経刺激されるくらいの興奮と熱量です。集中線だったり、大ゴマの使い方の思い切りの良さに圧倒されます。
重要なセリフも手描きだし、背景も直線が少なくて無機質さがなく、バイタリティに溢れてる。

全てが収斂されていくラストは心にハッジングする。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2020-04-02 15:17:09] [修正:2020-04-03 00:55:09] [このレビューのURL]

月並みの日常漫画と思っていましたが、話の引き出しの多さに脱帽しました。
人情味溢れる話やSFやミステリーなどバラエティ豊富です。

主人公の天然加減とか、周囲の人々もとても魅力的です。
このキャラたちの親密なやりとりの空気感が心地いいです。

時系列をシャッフルしていて、分かりづらい部分は少しあります。
そこを読み解くのも魅力です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-10-28 22:25:52] [修正:2020-04-03 00:37:14] [このレビューのURL]

思春期のやり場のない怒り、焦燥感とかは自然と投影します。
人物が報われないものは強烈な後味が残って、胸やけがひどいです。

ペシミズムというか偏屈な切り口のユーモア、異端者の悲哀によるホラー、プラトニックな恋愛もの様々なジャンルが混沌とした闇鍋。
でも闇鍋と言っても素材は一緒で、思春期を細分化した印象。

個人的には「少女の異常な普通」が好きです。
「自分だけの普通を公平性のない多数決を根拠に世間一般の普通に平気でしてやがる」


ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-10-28 10:17:18] [修正:2020-04-02 13:14:16] [このレビューのURL]

聖書とか福音書でもなくて、もう体の中に静脈注射されてますね。
自分の人生の年表の大部分を占めます。

相対的に語ることはできないです。「ドラゴンボール」という絶対値なので。

影響とか作用とか感じる前に自分の中に確立してました。  
人生観が変わったというかその以前からずっと居ました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-10-27 20:50:16] [修正:2020-04-02 12:12:58] [このレビューのURL]

魔女狩りが行われていた中世ヨーロッパの世界観が好みに合致します。
史実というよりはファンタジー寄りです。

主人公の不屈の精神が物語の推進力になっています。
理不尽な環境下でも復讐心に燃える主人公の壮絶な生き様から目が離せないです。

希望と絶望の振り幅も絶妙です。

拷問などの残酷描写も容赦ないです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2016-05-01 16:55:13] [修正:2017-02-25 22:34:47] [このレビューのURL]

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