「ソウルフラワー」さんのページ

若者の青春群像ものとしてのイエスタデイをうたっては1巻が全てだと思います。1巻だけで一つ映画が作れるんじゃないかなと思うほど素晴らしいです。
あとはキャラクターの魅力(ハルは俺の嫁)と冬目景独特の画風に支えられた、普通のラブコメじゃないでしょうか。
長期連載のため、雰囲気のあった独特の暗さが陰を潜め、キャラクターもストーリーも能天気になってしまっています。黒い服しか着ず、明るいけども、どこかミステリアスなハルは、よくいるなぜか主人公を追いかけ続ける萌えキャラと化してしまいました。
羊のうたや短編集の冬目景独特の暗さ好きとしては非常に残念です。



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[投稿:2010-02-02 01:28:19] [修正:2010-02-02 02:01:29]