「シド」さんのページ

戦国時代、主人公驍は心優しくて甘いながらも隠れていた強い気迫で父の最期に向かい合い、宿敵・冥鬼を倒す誓いをして、頼れる家来の武人と逃避行の旅に出る。
驍は優しさと気迫で様々な職種の仲間を増やし、冥鬼に対抗する大勢力に成長していった。

策略や戦術を駆使した熱い戦いの描写には何度も引き込まれてしまいました。
戦いの中でも主従の絆、友情、愛、献身的な協力などが明るく輝いていました。
登場人物も個性がはっきりしていて、感情移入しやすかったです。

第一部と第二部に分かれていますが、第一部の方がまとまりがあって中だるみがありません。
まとめてしまうと、親子二代の戦国時代の冒険と戦いの物語といったところでしょうか。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-08-30 23:00:12] [修正:2012-08-30 23:00:12]