「nur_wer_die_sehnsucht」さんのページ
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9点〜10点:生命の躍動や狂気に重点を置いた作品。あとは、やはり壮大な作品が好きだな。
『デビルマン』『 ベルセルク』『ヘルシング』『イレブン・ソウル』『新暗行御史』『風の谷のナウシカ』『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999 (映画版) 』
『火の鳥』『ブラックジャック』『陽だまりの樹』『きりひと賛歌』『低俗霊シリーズ』『300 (フランク・ミュラー) 』『坊っちゃんの時代』『紫電改のタカ』
『ARMS』『スプリガン』『うしおととら』『ジョジョの奇妙な冒険』『シグルイ』『鋼の錬金術士』『エア・ギア』『天上天下』 『無限の住人』『カムイ伝』
『劇マン』『今際の国のアリス』『ゴロセウム』『蟲師』『犬神』『地雷震』『GUNSLINGER GIRL』『デトロイト246』『バトル・ロワイアル』
『BLACK LAGOON』『蛮勇なり』『サンケンロック』『X-BLADE』『狼の口』『ヴィンランド・サガ』『コッペリオン』『アラクニド』等。
まだまだあるが、挙げ出すとキリがないな。

0点 ドラえもん
まあ『ドラえもん』の漫画としての面白さや出来の良さは私も否定しませんよ。でも、人生を破滅させるぐらい非常に有害な漫画だから(笑)。
大体『ドラエモン』なんて下らないと言うか、現代民主主義の権化のようなものだからな。
私の子供の頃からあったけど大嫌いだった。
何が嫌だって、あんなに人間の苦悩や夢というものをいとも容易く解決してしまうってところだよ。自分で努力して涙を流して解決することがない世界なんて子供心に不審を抱いていたからな(笑)。子供があれに夢中になれば、他力本願で目の前の苦難から逃げ出すだけの卑怯で惰弱な人間に育ちますよ。
また、同様の理由で『ET』という映画も大嫌いで。指先をくっつけただけで理解できます、なんて冗談じゃない。人生をバカにしたものは駄目なんだよ。
のび太は逃げてばかりの現代人の象徴なんだけど、決してダメっ子なんかじゃないんだよ。自分の力で解決しようとしないだけで。
のび太はいつもろくでもないことでドラエモンに泣き付くだろ?あの思考回路がもう駄目なんだよなぁ。だから、いつまでたってもイジメられる。
そして、そういうダメ人間がドラエモンという悪魔と出会ったんだな。
ドラエモンはのび太を永遠にダメなままにする存在なんだよ。努力させずに助けちゃうじゃない。しかも報酬はゼロ。どら焼きでもたまにやればいいんだろ?
要は現代人はああいう人生を望んでいるんだよ。誰かになんとかしてもらう他者依存の人生を。自分で運命を切り開く涙を厭う人生なんだよ。
私が一番嫌いで許せないのは、あの解決方法が卑怯だからなんだよ。
ドラエモンを読み取れば、卑怯者の物語と言えるんだよな。あんな卑怯な生き方を親友にさせるドラエモンなんて友達でもなんでもないよ。
また、のび太みたいなダメ人間を創り上げるのはそういう親だから。
ドラエモンというのは現代の親の象徴でもあるんだよな。子供の壁になってやらないダメ親なんだよ。子供を自分自身の力で物事を何とかしようとする人間に育てようとせず、子供に頼られ好かれることが嬉しいというバカ親なんだ。だからのび太(子供)もダメなままなんだよ。
あれを見ると現代人の「夢」というものも解るんだよ。皆あのマンガに「夢がある」って言うじゃない。その夢というのは、要は自分が努力をしないで楽しむとか幸福になる、ということなんだよ。そんなもの夢ではなく妄想なのな。
冗談じゃないよ。夢というのは自分が切り拓く以外にはありえないものなんだから。夢の価値というのはそれだけなんだよ。
あれが夢のあるマンガだって言うのは、一生掛かっても一つの夢も叶えられない人間だよ。
だって、自分の夢(妄想)を誰かが魔法みたいに手伝ってくれないと駄目なんでしょ?じゃあ一生惨めなままよ。そんな奴はこの世にいないから。
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[投稿:2018-08-09 10:03:56] [修正:2019-04-09 21:18:05]