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7.31点(レビュー数:16人)

作者一色まこと

巻数5巻 (完結)

連載誌ミスターマガジン:1994年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:26:25

あらすじ 近所でも類をみない悪ガキ・花田一路。ある日、いたずらが過ぎ、母・寿枝に追われたすえ自動車に激突!…宙に舞う謎の美女と遭遇する…。幸い、一路は奇跡的に助かったものの、頭に九針のキズを負ってしまう。一路は頭のキズと共に、オバケが見え、話しができるという能力を持ってしまって・・・。

備考 第19回講談社漫画賞受賞。
2002年TVアニメ化。また2006年『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』というタイトルで実写映画化された。

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花田少年史のレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全16 件

8点 booさん

ひょんなことで幽霊が見えて話が出来るようになってしまった一路の元に未練のために成仏できない幽霊達がやってくるようになる。一路は面倒がりながらも渋々、でも懸命に幽霊のお願いを叶えてやろうとするストーリー。

多くの方が仰るように泣かせにくるのはあからさま。でも何でこんなに気持ちよく泣けるのだろう。
やはり一色まことのキャラが魅力的であることに尽きると思う。一路の家族に代表されるような下品で、ちゃらんぽらんで、口は悪くて、でもしたたかで優しい愛すべき登場人物たち。この人ほど等身大の人間を描ける人を私は知らない。特に子どもの描き方は随一だろう。ただかわいいだけの子どもではなくて、この人の汚くて苛つかせるような、でも根っこの所はまっすぐで純真な子ども達は愛おしい。

それぞれの話が非常にきれいにまとまっているのも好印象。
最終回は号泣した。赤僕に感じたような反則くささを感じないでもなかったけどこれだけ泣けたら文句は言えないなあ。
気持ちよく笑って泣きたい時はぜひ、おすすめです。

どうでもいい話だけど、おっぱい織田の話がディスコミ学園編のげに尊きは彼女のふくらみと同じようなストーリーだったのには驚いた。やっぱり男って馬鹿なんだな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-18 14:06:14] [修正:2011-07-19 00:27:22] [このレビューのURL]

8点 クランベリーさん

もう泣くわ泣くわ。

明らかに泣かせようとする魂胆が見え見えなんだけど、実際にそれで泣けてしまうからすごい。
私もまだこんな良い涙流せるんだ、って嬉しくなったw

空気がすごく素敵だな。
全4+1巻と短いけど、これだけ泣いてほっこりできるだけでも、この漫画には価値があると思った。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-09-24 19:56:12] [修正:2010-09-24 19:56:12] [このレビューのURL]

9点 kogumataroさん

泣かせにかかってきてる作品なんだけど、いやらしさがないので気持ちよく泣けます。主人公一路の魅力がそう思わせるのかも
本編4巻というのも丁度良い。最高に良い作品です

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-23 21:04:57] [修正:2010-09-23 21:04:57] [このレビューのURL]

7点 bugbugさん

いわゆる「ちょっと良い話」
本来自分はこういう作品は嫌いなんだけど、素直に楽しめた

「こういう作品」が嫌いな理由としてはまぁいろいろあるんだが
ひねくれ者だからってのが一番の理由

そしてこの作品もひねくれている。良くいえば型破り
主人公の悪たれ坊主もなかなかひねくれていたし、作品全体が狙いまくりで逆に少しも気取りがない。
変に気取る作品だと鼻につくが、こういう作品は少ないように思う

こういう少数派の作品はマイノリティを気取りたい自分の感性と一致した

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-04 00:12:27] [修正:2010-05-04 00:12:27] [このレビューのURL]

6点 mangaさん

きちんとした子供像というものが描かれています。
好きな人にはとことん好きになられる作品ではないでしょうか。
良作です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-16 22:34:06] [修正:2009-12-30 16:07:28] [このレビューのURL]

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