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6.76点(レビュー数:25人)

作者古谷実

巻数4巻 (完結)

連載誌週刊ヤングマガジン:2001年~ / 講談社

更新時刻 2010-03-10 19:25:15

あらすじ 人生って、とんでもねえぇぇぇ――!! 超極端な不幸に巻き込まれずに生きる、ズーズーしき「普通の人間」たち。そんな彼らに憧(あこが)れつつも、激しい憎しみを抑えきれない中3男子・住田。彼の悩みは、「自分にしか見えないバケモノ」にとりつかれていることだった……。メガヒットGAG大作『進め!稲中卓球部』から一貫して、「人生とは何か?」というテーマを問うてきた漫画家・古谷実。その魂をつぎ込んで描き出される、圧倒的な「絶望の世界」!!

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ヒミズのレビュー

点数別:
16件~ 20件を表示/全22 件

5点 オカシューさん

うわっ、暗っ!何でしょうコノ雰囲気は・・・
どうやら読者にウケるとか関係なしで描きたいものを描いたという感じがします。

もちろんお話の上手い作家さんですし今までの実績もあり読まされてしまうものの、主人公に共感はできないですし気分を楽しくさせてくれる訳でもありません。

古谷実の「異色作」であると思います。

とても読む人を選びます。気を付けてください。

ただし感情移入できないのは自分が恵まれた環境にいるからなのかもしれません。

所持巻数 全巻

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-20 22:37:51] [修正:2009-08-20 22:37:51] [このレビューのURL]

5点 メカざわさん

心理描写が恐ろしい漫画。絵は作品にあっている。

とにかくネガティブです。読んでいて心が暗くなること間違いない。古谷先生は中期以降は本作品と同様の作品を世に出しているが、描こうとしている人間の闇の部分を素直に表現できているのはこの作品が一番ではないかと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-19 01:53:14] [修正:2009-08-19 01:53:14] [このレビューのURL]

7点 bugbugさん

ギャグ漫画の巨匠が作風を刷新して、非常に話題作の本作ですが
細かなギャグは作者の持ち味がそのままなので、期待外れということはないかと

本筋の、存在理由や人生観といった内容は陰鬱で人を選ぶと思いますが
個人的には、非常に読ませる内容だったと思います
とにかく救いのないストーリーで、黙々と進行します
エンターテイメント的なものを期待する方には、合わないかと

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-21 06:57:11] [修正:2009-02-21 06:57:11] [このレビューのURL]

7点 デスぺラードさん

妙にリアルで怖いです。
でも読まされてしまうのはなぜなんだろう・・・
表情を描くのが上手いと思います。
終わり方も良し。7点献上。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-20 20:02:16] [修正:2008-04-20 20:03:27] [このレビューのURL]

8点 a6a6さん

下層から最下層に転落し、閉塞感が広がるとともにおかしくなっていく主人公を描ききった話。そこから一切浮気せず、四巻でぱっと終わったところが良い。
推理小説内の殺人は全貌が明らかになる一方で世間は未解決事件で溢れかえっているのと同じで、外部からの説教で人を救えるなんてことは現実には滅多にない(今まで自分にされた説教を思い出してほしい)、ということに気づかされる作品。
理由はよく分からないが主人公を好きになる人がいる・小汚い変質者が多数登場する、という古谷漫画の共通点も、ここでは話の流れとマッチしているのをはじめ、とにかく不自然さが無い。
雰囲気が終始一貫していて、流れを壊してしまうようなことが起こらず、だから他の漫画には当たり前にあるようなことが無く、オンリーワンの漫画だと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-16 00:37:46] [修正:2010-07-11 02:30:39] [このレビューのURL]

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