太陽の黙示録のレビュー
6点 臼井健士さん
大災害によって日本が南北に分断された近未来を舞台に、中国とアメリカの支配を脱し「新しい日本」を創り上げようとする人々を「2人の指導者」を相対させながら描く。
阪神大震災・新潟中越地方地震・そしてインド洋の大地震による大津波・・・。
関東もそろそろ危ないなと意識せずにはいられないところにこの漫画である。
「天災は忘れた頃にやって来る」と名言を残したのは寺田寅彦だが、こういった大災害も普段の準備と用心で完全に防ぐことは無理としても多くの生命を守れるのではないか。
2人の異なるタイプの指導者の対比は「かわぐち作品」に共通するものだが、「沈黙の艦隊」よりもこちらのほうが現実になりそうだという点でより目が離せないのだ。
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[投稿:2010-06-18 21:59:17] [修正:2012-01-03 10:01:07] [このレビューのURL]
8点 福岡太郎ノ助さん
タイトルがやや変わってまだ完結していないので、少し不安な点もありますが、終わり方によってはこの作者の最も面白い作品になるんじゃないだろうかと楽しみに単行本を待ってます。三国志のストーリーや登場人物がモチーフになっている所も多々ありますが、別に知らなくても楽しめる面白さは、やはり天才だなと思いました!
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[投稿:2010-05-10 15:47:43] [修正:2010-05-10 15:47:43] [このレビューのURL]
8点 トトさん
日本が真っ二つにわれた未来において展開する現代版三国志。
三国志に出てくる英雄の名前からとったキャラが多いです。
さらにそこはカイジ作品。
米中や国連などの国際政治の主要アクターが登場し、それぞれの思惑で介入していきます。
国家を失った日本人はどんな選択をするのか?
日本はどうあるべきか?
未来の日本の答えがここにある!!
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[投稿:2009-01-12 20:43:58] [修正:2010-07-23 12:42:06] [このレビューのURL]
10点 katenatioさん
大震災により日本列島は琵琶湖を裂け目に真っ二つに・・
壊滅状態に陥った日本を待ち受ける未来を描いた衝撃作。
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[投稿:2006-02-10 02:00:33] [修正:2006-02-10 02:00:33] [このレビューのURL]