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6.87点(レビュー数:64人)

作者二ノ宮知子

巻数25巻 (完結)

連載誌Kiss:2001年~ / 講談社

更新時刻 2011-08-27 01:09:16

あらすじ 飛行機に乗るのが怖くていつまでも日本を脱出して留学することができない千秋。
指揮者の勉強も独学で、日本ですることがなく悶々とした日々を送っていた。
ある日酔っ払って、自分の家のお隣に倒れこんだ。
次の日起きると、美しいピアノの旋律が耳に入り、汚らしい部屋のごみが眼に入った。
隣人の野田恵、通称のだめにここで出会い、二人はこれから大きく羽ばたいていく。
ただ、のだめは天然の変態だった。

備考 アニメ化、実写映画化された。本編は23巻で終了。24・25巻は番外編。

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のだめカンタービレのレビュー

点数別:
51件~ 55件を表示/全64 件

7点 赤い車の男さん

ドラマのおかげでどんな曲が流れてるのかわかってよかったです。

変人ばっかりと謳ってますが、そんなにでもなかったかなって感じですね。やっぱり『平成酔っ払い研究所』のほうがよっぽど変人だらけですし。

ヨーロッパ編になってからパワーダウンしたと言われがちですけど、僕はむしろこっちのほうが感動します。
あのオレ様千秋が大きくなっていく姿はグッときた。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-20 16:20:47] [修正:2006-12-20 16:20:47] [このレビューのURL]

8点 doneさん

あっさりしてる。才能とか運とか技術とかとにかく
入り乱れた音楽界なんだろうけれど、そういう挫折とか
葛藤とかをぐちぐちみせないところが魅力的かと。

クラシックって、絶対聞いたことあるけど、名前を知らない曲
っていうのが一杯あって、それを調べるのもたのしいんです。
そういうのも音楽漫画として成功した要因かと。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-09 22:48:58] [修正:2006-12-09 22:48:58] [このレビューのURL]

7点 パンダマンさん

 のだめの変な奇声がくせになる
 のだめの本能的な行動が笑える
 そして、のだめにひっかき回されながら、なぜか前に進むきっかけとなる千秋を生暖かい目で見守る自分がいた

 テンポの良い会話にどんどんはまっていく自分に気付いたらもう変態の森に足をつっこんでしまった証拠
 抜けられないのだ
 変人ワールドを突き進むしかないのだ

 笑いつつ盛り上がる展開が、お堅いと思っていたクラシック音楽の世界を心地よい世界に変えてくた怪作

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-26 06:36:04] [修正:2006-11-26 06:36:04] [このレビューのURL]

6点 American418さん

音大版「動物さんのお医者さん」。
それなりに楽しめるし、それなりに面白く、
サクサクと軽く読むことができる作品です。

だけど、二部になってから・・・ちょっとねえ・・・。
面白さが落ちた気がします。
一部で終わっておきゃあ良かったものを。

(ドラマは一部で終わりそうな気がする。
そこらへんで終わるのがちょうど良いのかもしれんが)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-25 08:51:02] [修正:2006-11-22 05:00:21] [このレビューのURL]

5点 friendstudioさん

とにかく変人極まりない「のだめ」と、硬派で専制君主な「千秋」を中心に様々な変人たちが入り乱れるマンガですが、ここで過剰に「クラシックマンガ」として期待していた自分は少々ガックリ。これは「ギャグマンガの形を借りたクラシックマンガ」じゃなくて「クラシックマンガの形を借りたギャグマンガ」なんっすね・・・。「クラシックを知らない人が読んだらクラシックが好きになれる」けど、「クラシック好きがクラシックマンガとして読む」には、だいぶ肩透かしを食らうと思いますので、ご注意ください(笑)
もちろん、だからといってクラシックの描写が悪いわけではなく、むしろ見事な出来で、これは多分マンガじゃなければ表現できないものなんだなーと思ったり。音が一切聞こえない\"マンガ\"というメディアを逆手にとって「現実じゃなかなか表現できない素晴らしい音楽」を描写する手法。「鍵盤ハーモニカで始まるラプソディ・イン・ブルー」とか「ド派手パフォーマンスしちゃう葬送行進曲」等、分かる人にはわかるネタ(笑)から、特に見事だったラフマニノフのピアノ協奏曲第二番(ピアノが無茶苦茶難しいことで有名)を千秋が演奏しきる場面まで、「音じゃない手法で奏でられる」大迫力の演出はこの作品の大きなポイントかな、と。(でも全体的に演奏シーンが少ない・・・)
とはいえギャグマンガなので、やはりそちらが本腰。少年漫画的なギャグしか知らなかった自分は、最初「笑わせ方」に違和感を覚えましたが、二度三度読んでいると次第に病みつきになりそうな感じで、登場人物の95%以上が変人ばっかっちゅー素晴らしい(笑)キャラクター設定で物語をぐいぐい引っ張っていきます。すんごく千秋がカッコつけてるシーンのセリフが「さらばこたつ・・・」ってノリとか僕好みなんですけど・・・うーむ、これはただの僕の主観的な好みですが、イマイチ主役二人のキャラが好きになれない・・・。人の弁当掻っ攫って「セーンパーイウフフフ!!」なのだめも、全体通してずいぶん柔らかくはなるけどやっぱりドきつい千秋も、なんだかなー・・・。この作品が好きになれるかは、「のだめが好きになれるか」が分かれ道になってるかと。タイトルは「のだめカンタービレ」だけど、実際に成長してるのは千秋だけだし・・・(6巻まで入手して読みました)。こーゆーのは少女ギャグマンガの特徴なのかな・・・。繰り返すように自分の主観的な好みに過ぎませんが、そこが「☆四つが取れる実力を持った作品」がギリギリで☆三つになっちゃった原因かなぁ。
この作品のテーマは「一番の変人は千秋なんだ」ってコトなんでしょうね。キャラそれぞれ強烈な個性があって、イラつくしぶつかるし否定したくなるけど、それでも真っ直ぐに音楽へ向かっていく登場人物たちの姿を見ていると、「一番ヘンなのは、この中でただ一人ヘンじゃない千秋なんじゃないか」なんて思えてくるあたり、なんだか不思議な感じ・・・見事でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-19 20:59:16] [修正:2006-11-19 20:59:16] [このレビューのURL]

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