あらすじ
佐藤大輔著の同名小説『皇国の守護者』が原作。サーベルタイガー・天龍などファンタジー色強い戦争物。が、内容は既得権益を守る為に足を引っ張り合う権力者や決して一枚岩ではない軍隊など、非常に現実的(というか生臭い)でもある。時代設定としては十九世紀ごろ。蒸気機関が発明されてから約二十年が立つ。
【大協約】という人と龍が交わした契約が、世界秩序を為す世界。そこに存在する小国『皇国』と、その皇国に侵攻してきた世界最大の大国『帝国』との戦争が主な内容だが、そこに皇国内での覇権争いや経済問題、政治も絡めて描いてゆく。主人公は帝国との決戦に敗れた皇国が敗走する中、運悪く遅滞戦を命じられた皇国軍人・新城直衛。実験部隊でもある剣牙虎部隊を率い、新城は絶望的な戦線にその身を投じてゆく…。
皇国の守護者のレビュー
8点 永遠ニ馨ルさん
戦争ものってあまり好きではないのですが…
1巻の表紙を見ると、迫力・画力とも素晴らしいことが垣間見え、モノは試し、とようやく読み始めるに至りました。
竜やサーベルタイガー、魔術が人と共に在る世界。
ファンタジーでありながら、小説が原作というだけあって不自然さがまったくありません。
「主人公=勇者」のセオリーを破る、
(良い意味でも悪い意味でも)人間クサイ主人公がとにかく魅力的。
惹き込まれます。
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[投稿:2009-01-09 10:09:21] [修正:2009-01-09 10:09:21] [このレビューのURL]
9点 fasterさん
いろいろ事情があったのだとは思うが、5巻で終わってしまったのは非常に残念。
もっと続けていたらさらに人気が出ていたことは間違いないと思う。
戦記物でありながらファンタジーな世界観と融合しているところが良い味を出している。
また、少し特徴的かもしれないが絵が上手い。
特にキャラの心情を描き分けるのが上手い漫画家さんだなと思った。
それにしてももう少し続いてほしかった。非常に残念だ。
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[投稿:2009-01-05 00:36:11] [修正:2013-07-25 01:13:39] [このレビューのURL]
8点 トトさん
他のメディア作品→マンガ化という流れの作品はたいていが原作を越えない駄作になりますが、これはもう神がかっている!!
「許容もなく慈悲もない」展開、そして魅力的な主人公・・・。
あ〜あ、再開しないかな・・・
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-12-22 18:09:03] [修正:2010-07-23 12:08:38] [このレビューのURL]
7点 ういちさん
手に汗握る緊張感と迫力満載のファンタジー戦記。
高い画力と多彩な構図で主要キャラクターも魅力的。
それだけに中途半端な完結が残念。ぜひ続編を・・・。
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[投稿:2008-12-05 01:54:03] [修正:2008-12-05 01:54:03] [このレビューのURL]
7点 ピルクルさん
一度読んだだけでは設定がよくわからなかったけど
新城の言い回しがカッコよかったのでもう一度読み直しました。
文句なく良作ですね。
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[投稿:2008-12-03 11:26:44] [修正:2009-11-26 08:34:30] [このレビューのURL]
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