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RED


7.47点(レビュー数:21人)

作者村枝賢一

巻数19巻 (完結)

連載誌週刊ヤングマガジン:1999年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:26:40

あらすじ 一族を殺されたインディアン「レッド」復讐のために「ブルー小隊」を追うインディアンと、彼を取り巻く仲間たちはどうなっていくのか・・。南北戦争が終結した頃のアメリカが舞台の大西部劇!

備考 「ヤングマガジンアッパーズ」で1998年から連載開始。人気の高い作品であったため、「アッパーズ」が休刊となったあと「ヤングマガジン」に連載が引き継がれた。

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REDのレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全21 件

10点 げげさん

ワルイが俺は一人だ・・・

俺には守るべき部族もない・・・

魂だの誇りだのはもういらねぇよ

俺が欲しいのは「明日」じぇねえ、奪われた「昨日」だ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-11 05:16:46] [修正:2010-12-12 04:54:25] [このレビューのURL]

6点 kamekameさん

主人公の復讐のために数多くのキャラクターの想いが
波のうねりのようにエンディングへ向けて交錯していく展開が良い。
残酷なシーンも多いのだが、それぞれのキャラ設定がそうさせるのか、
それほど暗い気持ちにならずに一気に読めるはず。

アメリカ先住民族という扱い辛いテーマに踏み込んだことも好感。
ただ、それだけにディティールの描写に不満がある。
読み進むことで当時のインディアンへの理解が深まるかは微妙で
1800年代に行われた数々の弾圧行為には、それとなくでも触れて欲しかった。
青年誌での連載だったのだから、その辺は抑えるべきでは? と思う。
あと、地理的な距離感の描写が欠落しているのが気になった。
ダコタとニューヨークのある東海岸が、まるで大阪と名古屋のような距離感に感じられ…。
ま、歴史漫画のようなディティールを求めることが筋違いなのかもしれないですね。

復讐劇にもかかわらず希望の持てるエンディングはgood!
作者の情熱も含めて楽しんで欲しい作品です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-09 18:20:12] [修正:2010-09-09 18:20:12] [このレビューのURL]

2点 三助さん

ストーリーは凄く良いんですけど
ところどころ雑というか疑問に残る点があったのですっきり読みきれませんでした。
最初の2巻ぐらいが一番楽しめたかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-30 22:47:25] [修正:2009-12-30 22:47:25] [このレビューのURL]

7点 二軍Tシャツさん

[ネタバレあり]

壮絶な復讐劇。
徹底されたキャラ設定のおかげで、タイトルこそREDですが、誰が主人公か分からないくらいです。
またストーリー展開に関しても、脇道それずしっかりしているためとても読みやすく、メッセージ性にも富んでいます。

「罪の代価は死である」と言うように、自らの手を汚してきた彼らにはそれ相応の結末が待っています、綺麗な死にざまなんて無いといっても過言ではないでしょう。
そのため、「綺麗事でもいい、ハッピーエンドしか求めない」という(それこそアメリカ人の様な)人にとっては少し悪い印象になるのかもしれませんね。
まあ十分に救いのある結末ではありますが・・・

ではなぜ7点なのかと言うと、それは僕がスカーレットに激しい嫌悪感をいだいてしまったためです。
一体お前は何様なんだ、「後悔して死んでください」だと? お前だけのために一体どれくらいの犠牲が払われたのか考えろっての、後悔すべきはお前だろ!
とか思ってしまいました・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-29 00:25:16] [修正:2009-05-29 00:26:07] [このレビューのURL]

8点 トトさん

西部劇、そしてアメリカの負の側面をここまで表現したマンガは他にあるか!

心理描写、戦闘描写を圧倒的な迫力で描いた、熱い漫画家、村枝ケンイチの大傑作。

ただ途中でレッドの性格がかなり変わってしまうのが納得できないので−1(ゴールドに対する葛藤、憎しみからでしょうが)

数十年(数百年?)の時を越えたラストシーンに目頭が熱くなることでしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-12 14:27:31] [修正:2009-01-14 13:25:18] [このレビューのURL]

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