ホーム > 不明 > Quick Japan > 虹ヶ原 ホログラフ

7.34点(レビュー数:23人)

作者浅野いにお

巻数1巻 (完結)

連載誌Quick Japan:2005年~ / 太田出版

更新時刻 2009-11-25 06:34:58

あらすじ ---

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虹ヶ原 ホログラフのレビュー

点数別:
16件~ 20件を表示/全23 件

8点 チャドさん

「素晴らしい世界」とかよりも狂気的。
ともすれば嫌悪感さえ抱いてしまうような話なのに、美しささえ感じてしまう。
交差するストーリーが、それぞれ暗鬱として虚しさを訴えてきて、なんの確証も無い希望のようなものが胸に来る。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-15 17:12:06] [修正:2008-02-15 17:12:06] [このレビューのURL]

7点 BuBuさん

[ネタバレあり]

読む度に理解の仕方が変わっていく漫画だと思います。
1回読んだだけでは何がなんだかさっぱり分からないと思いますが、
何回か読み直すと最初から最後まで全てが繋がっていることに気付いたり、
また読み直すと前とは違ったキャラクターの心情を感じ取れたり、
さらにはもう訳が分からなくなったりします。(笑)

作者も、「こんな作品はもう描けないと思います」と言っているように
ずばりお見事の一言に尽きる作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-09-18 01:50:06] [修正:2007-09-18 01:50:06] [このレビューのURL]

6点 Dr.Strangeloveさん

よく出来た話だし見せ方も上手い。
分かりやすい作品が好まれるこのご時世に
二度以上は読まなければ理解できない漫画に
挑戦したその心意気もよし。

ただ一つ。俺は基本、楽天的な性格なので
登場人物の心情がいまいち伝わりにくく
あまり楽しめなかった。なので6.5点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-09-01 15:28:26] [修正:2007-09-01 15:28:26] [このレビューのURL]

9点 ててむさん

[ネタバレあり]

前もって書いておくと、過去のレビューアーの方々のおっしゃる通り、この作品は感性に訴えかけるものであり、受け取り方は様々だと思います。
以下には、本書の帯に書いてある紹介文の抜粋と個人的な感想と解釈(過度にネタバレ)をまとめたいと思います。

「虹ヶ原」という土地を舞台に、小学校の同級生たちの過去と今が交錯する―。
子どもたちのうわさ、トンネルの中の怪物、家族の秘密、蝶の異常発生・・・・・・あらゆる糸が絡み合い織り成す、新世紀黙示録。

読後の感想としてはとても面白かったです。残酷だけど幻想的な世界観を魅せる作者の技量が光ります。直感的に面白いんだけど、一回ではこの話はなんだったのかよくわからずにモヤモヤしたものが残り、ついもう一回読んでしまうといった感じです。
あくまでも個人的な解釈としては、
「たとえ世の中が普遍的に不毛で残酷なものだったとしても自分の人生がどうなるかを決めるのはは自分自身だ。だから―卑怯者の君へ、怠け者の君へ、嘘つきの君へ、臆病者の君へ、強い意志を持ちな。もっともっと強い意志を。いつまでもお前の寝たふりが通用すると思うなよ。」
といった感じの内容じゃないかと考えています。同作者の作品「ソラニン」を別方向から描いたもののような気がします。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-08-14 02:22:00] [修正:2007-08-14 02:37:37] [このレビューのURL]

7点 カルマさん

難しい。
少なくとも“面白い”という感覚ではなかったです。
でも何か感性に響くものがありました。

万人受けする漫画ではない気がするけど、一読の価値はあると思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-05-09 23:03:19] [修正:2007-05-09 23:03:19] [このレビューのURL]

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