狂四郎2030のレビュー
10点 コロモーさん
ジャンプでは描けない内容を思う存分、描き切った徳弘正也の傑作
「ターちゃん」の作者のマンガということで読み始めた中学生時代は複雑すぎて理解できなかった部分や分からないことが多かったが、今読むと狂四郎にとって戦う意味、つまり生きる意味がよく分かる。
細かい点の矛盾が突っ込まれているみたいだが、そんなことも気にならないくらい壮大で引き込まれる。
戦闘シーンに文句を付ける人はいませんよね。
家族も「ターちゃん」や「シェイプアップ乱」を読む徳弘ファンだが、ちょっと内容が過激すぎるので下宿で全巻集めました(笑)
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[投稿:2012-12-10 23:57:45] [修正:2012-12-10 23:57:45] [このレビューのURL]
7点 大富豪ボックスさん
結構ボリューミーな作品。
内容はボーイミーツガール+SFみたいな。
舞台は第3次世界大戦終結後の日本。
序盤から一貫してヒロインの志乃を救出するという目的のもと主人公狂四郎が動いているので読みやすい。
設定も男の子がわくわくするような感じのもので面白い。
最後の章ではかなり大きい風呂敷を広げたが意外にもあっさりしたラストだった。経緯は作者のあとがきに書かれているがなるほどねーっといった感じ。
エンターテイメントとて純粋に面白い作品。
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[投稿:2012-11-18 01:16:59] [修正:2012-11-18 01:16:59] [このレビューのURL]
8点 やじウマさん
大きな世界を書ききろうとしてるんだろうけど悪となる権力者、政府が作者の被害妄想の域から出てない気がする。社会への批評性は作者が期待してる程にはないと思う。
パジャマの柄や地面の石ころまで丹念にハッキリと書き込むその偏執的な作画と、どんな人間も根っこには性があるという信条が染みこんでいる世界観は読者に強烈な印象を残す。昔ジャンプで連載持ってたなんて到底信じることができないくらいアブノーマル(のくせしてしっかりメジャーな感じもある)。
狂四郎やユリカは満面な笑みを浮かべるけど空はまったく青くない、色がない。ストーリーは人の善意を最終的には信じているように見えるけど、そういうところが逆に気になって心の底からは信じることができない。
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[投稿:2012-10-21 19:29:36] [修正:2012-10-21 19:29:36] [このレビューのURL]
8点 nezuminokifujinさん
下ネタのレベルはそこそこ(それはそれで俺は好きなんだけど)だが、未来の世界大戦後の状況を政治的な面も絡めて描く手腕は、大人も楽しめるレベルに作りこまれている。
それでも所々、世界観と設定に関して詰めが甘いと感じさせる部分もあるが、設定の斬新さとストーリー展開の面白さででそれを感じさせないほど面白くなっている。
少なくとも序盤の八木編までは必読。 八木編は9点、それ以降は7点です。
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[投稿:2012-08-03 00:11:40] [修正:2012-08-06 01:38:44] [このレビューのURL]
8点 ヨコタスさん
面白い。
徳弘先生の味
それは、下ネタと本気ネタの融合。
この作品は、更に踏み込んだ下と本気の作品。
絵で好き嫌いが別れるため
殺人や性交の描写で敬遠される方もいるでしょう。
ただ、それが味であり、個性です。
頭を無にして御覧下さい。
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[投稿:2011-12-09 05:52:52] [修正:2011-12-09 05:52:52] [このレビューのURL]
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