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8.37点(レビュー数:8人)

作者能田達規

巻数24巻 (完結)

連載誌週刊少年チャンピオン:1996年~ / 秋田書店

更新時刻 2009-11-25 06:37:02

あらすじ 21世紀初頭の東京下町。主役のピース一家が開発した、様々な発明品が巻き起こすSFドタバタコメディー。

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おまかせ!ピース電器店のレビュー

点数別:
6件~ 8件を表示/全8 件

6点 即身仏さん

オリジナリティという点では、ピース電気のロボ系の顔が「ああっ女神さまっ」の番兵くんに酷似していたり、ピース電気の発明品が「ドラえもん」のノリに感じたりとデジャブ感の強い漫画ではあるものの、この漫画の最大の長所はピース一家が実に家族らしい点にあると思います。

人体構造を無視したお話とか血の色がジャムみたいでうそ臭いとか欠点は散見されるのですが、ソレを補って余りある面白さのある漫画だったと。

ただ、最終回では一応上手くまとめて終わらせた感じがしたものの、モモコをそそのかして月に行かせた公安委員のハッチャンがうやむやのうちに居なくなりその後を見せなかった事など、カタルシスを欠いた終わり方なのはマイナスです。そういうのは少年漫画なんだから、そういったのは手を抜かずにちゃんと描くべきなんじゃないでしょうか?これは今でも残念に思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-01 00:04:33] [修正:2010-10-01 00:08:53] [このレビューのURL]

8点 ショーンさん

系統としては、ドラえもんと似た漫画だと思います。
この漫画はピース一家が作るさまざまな発明品で起こる、ドタバタコメディです。今読んでも、「こんなのがあれば便利だろうな?」と思わされるし、話すべてが大体一話完結で終わるので、ちょっと読みたい方にもオススメです。

ツツさんのおっしゃる通り、家族の温かさを感じます。この漫画には現代にない昔ながらの家族の絆が描かれているのでないかと思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-09 02:56:43] [修正:2010-06-13 00:12:52] [このレビューのURL]

昔何気なく読んだチャンピオンにこの漫画が連載してあり
その完成度の高さに衝撃を覚えたことがあります。
結局それが自分がチャンピオンを買い始めるようになったきっかけでした。

ストーリーは基本的に一話完結もの。
近未来の電器屋「ピース電器店」で引き起こされるドタバタコメディをメインに
ピース一家の温かな家族像も合わせて描かれてあります。

比較的低年齢層の読者が楽しめるように作られているので
過激なギャグや感情が浮き沈みするような激しい描写はありません。
しかし親しみやすい身近なSFと科学技術の魅力を余すことなく描いており
童心に帰れるようなワクワクする設定が用意されています。
また漫画としての画力も非常に高く、
特に手の込んだ背景が描きこまれたコマから生み出されるダイナミックな演出が魅力的。
そんな作品の中でどのキャラクターも愛らしく生き生きと躍動します。
ちょこちょこ描かれる伏線やマニアックなパロディが仕込まれていたり
遊び心も盛りだくさん。
ツツさんの言われるようにいつまでも作品の世界観に浸っていたい、そんな気にさせてくれる傑作です。

上でも書きましたが、少年漫画として限りなく完成されていると思います。
このサイトのレビュアーの方々のように
いろいろな漫画を読み慣れた方にこそ、おすすめしたい作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-14 18:34:45] [修正:2010-05-14 18:34:45] [このレビューのURL]


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