銀河鉄道999のレビュー
6点 s-fateさん
松本さんのマンガの中では、アニメとマンガの乖離が少ないマンガだと思います。子供の頃はメーテルがどうのこうのより、正体不明のテクノロジーでできている機関車に乗って宇宙へ飛び出し毎回いろいろな星に行っていろんな出会いがあるところが単純に面白かった。そして機関車が牽引する「客車」に乗って旅行、なんて子供にとっては大イベントでしたのでなおさら。当時なら8点です。今は、懐かしさのバイアスもかかって6点といったところ。
個人的には、昭和の日本みたいな星で鉄郎が感動して号泣しながらラーメン食っている描写が、その後のどんなグルメマンガも霞んでしまうほどラーメンをむさぼり喰いたくなってしまいます。本編と全然関係ないですけど。
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[投稿:2010-06-10 20:49:06] [修正:2010-09-21 23:44:35] [このレビューのURL]
7点 ガクちゃんさん
これはおとぎ話である。男の夢である。絶世の美女とプラトニックラブしながら宇宙を旅するのだ。こんなあからさまでうらやましい話があるのだろうか。
著者の代表作の一つだが、世界観はSFというより「男おいどん」に限りなく近い。
私は写植の仕事をしている時代があってその頃、復刻版だか、デラックス版の活字をおこす際に原画に触れた事がある。
ベタが多くてその闇が美しかった。古い原稿になんだか虫がいるようで、原稿に触れて仕事をしているみんながポリポリと手首を掻いている光景を思い出す。そんなところまで男おいどんみたいだなと思ったものだ。
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[投稿:2009-02-14 23:01:05] [修正:2009-02-14 23:01:05] [このレビューのURL]
9点 チャドさん
落ち込んでいた時に初めて読んだ所為か、心の底まで染み渡った。
冒頭から悲劇的で、旅の目的さえ悲しい。
通り過ぎる星の人たち、起きる出来事、メーテルの存在、全てが悲しくて寂しい。
決して山場があるわけではなく、ただ淡々と目的地に向かう。旅の終わりが近づくにつれ、鉄郎を通して決して曲げてはいけない心の強さをもらえる気がする。
ほんの些細な事、なくしてしまった物の大切さを思い出させる。
つらい時や悲しい時に、また読み返したい。
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[投稿:2008-02-06 23:58:19] [修正:2008-02-06 23:58:19] [このレビューのURL]
8点 Dr.Strangeloveさん
男のロマンですね。
とにかく色んな駅に停車するんだけど
そのバラエティ豊かなことと言ったら!
今でも不思議と新鮮に読める。
SFファン必読。8.5点。
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[投稿:2007-04-20 20:59:37] [修正:2007-04-20 20:59:37] [このレビューのURL]