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5.95点(レビュー数:46人)

作者せがわまさき

原作山田風太郎

巻数5巻 (完結)

連載誌ヤングマガジンアッパーズ:2003年~ / 講談社

更新時刻 2011-01-25 09:00:56

あらすじ 江戸の世、天下人・徳川家康は甲賀と伊賀という忍法の二大宗家を相争わせ、十人対十人の忍法殺戮合戦の結果どちらが生き残るかによって、三代将軍の世継ぎ問題を解決させることにした。だが憎み合う両家にあってそれぞれの跡取り、甲賀弦之介(げんのすけ)と伊賀の朧(おぼろ)は深く愛し合っていた。そして・・・

原作は山田風太郎の大人気『忍法帖』シリーズ

備考 時代小説「甲賀忍法帖」を漫画化した物。

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バジリスク-甲賀忍法帖のレビュー

点数別:
16件~ 20件を表示/全46 件

6点 FSSさん

[ネタバレあり]

あくまで今見るとバトル漫画としては物足りないが、原作小説が書かれた時代を考えれば、出てくる忍者の使う奇抜な忍法のアイデアの数々は非常に斬新で秀逸。

現代のバトル漫画のように戦闘シーンにおいて複雑な戦略や心理戦がある訳ではないが、ゴム人間とか、ステルス人間、写輪眼の原型とも言える「瞳術」などなど、今あるバトル漫画に出てくる「特殊能力の原型」がほとんど出揃っているというのはスゴい。

ストーリーや人物描写に深みは無いが、その分、伊賀と甲賀の忍者同士の10対10マッチはテンポが良く、全5巻ですっきりあっさり話が終わるところが潔い。

ぽっちゃり型の女性の絵柄などもエロくて良い(笑)。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-11 10:38:41] [修正:2008-02-11 10:38:41] [このレビューのURL]

7点 Toriatamaさん

山風なんだからしょうがない。
ストーリーが破綻していようが、展開が唐突過ぎようが、そもそも山風自体がそういう狂った作家なので。
むしろ限りなく原作に忠実で山風ファンとしては嬉しい限り。
『おお!このシーンをこう描写するか!』と膝を打つ事も多々。
面白くないと思った方は、山風が合わないだけなので諦めてくださいとしか良い様が無いです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-11-29 14:06:39] [修正:2007-11-29 14:06:39] [このレビューのURL]

8点 真樹さん

漫画としては7点。作品としては9点。総合で8点。
それは私がこの作品に「アニメ」から入ったから。
他の方のレビューにある通り、ダイジェスト的な物足りなさ感は否めない。
この作品に興味を持った方は、まずアニメ若しくは原作から入る事をお薦めします。
私はホンマにこういう悲恋モノに弱いです…

朧、お胡夷、朱絹はアニメの方が、蛍火、陽炎は漫画の方がイイです(笑)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-11-14 00:51:53] [修正:2007-11-14 00:51:53] [このレビューのURL]

7点 ytさん

分かりやすいし読みやすい。
この人の書く女性、マジ色っぽいです笑
伊賀vs甲賀、それぞれのキャラや能力もインパクトがあり楽しめました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-05-05 23:53:54] [修正:2007-05-05 23:53:54] [このレビューのURL]

8点 朔太さん

伊賀と甲賀忍者のバトルロイヤルです。
昔から忍者ものは、ほぼチーム対抗の勝ち抜き戦に
なってしまいます。
私はこの勝ち抜き戦が結構好きです。
それぞれのプレーヤーがどのような必殺技を駆使して
強敵を倒すのか、期待でワクワク感が止まりません。

本作でも、これまでの忍者ものの原型を崩していません。
一対一の戦いは基本ですが、感心なのはヨーイドンで
対抗戦が始まるのではなく、家康が交付した
人別帖すら甲賀側は手に入れることができないところ
から始まるのです。
勝つためには卑怯な騙しもむしろ忍術のコアです。

大人のシビアな駆け引きが魅力ですが、一方使われる
忍術は超能力なのでややバランスが悪いですね。
いずれにしても、良くも悪くも原作山田風太郎氏の
作風に強く依存しています。

エンターテイメントとしての伊賀と甲賀の戦闘は
これからも何度も繰り返すでしょうが、
せがわまさき氏版の本作品は記憶に残るものになると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-04-26 08:16:21] [修正:2021-04-26 08:16:21] [このレビューのURL]

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