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6.11点(レビュー数:35人)

作者森恒二

巻数18巻 (完結)

連載誌ヤングアニマル:2000年~ / 白泉社

更新時刻 2010-03-10 19:21:31

あらすじ “どうしても強くなりたい 僕の居場所(ホーリーランド)を守る為に――”

いじめられっ子だった普通の少年、神代ユウは、
街で自分の居場所を確保するためにケンカの腕を挙げていくのであったが、次第に彼は大きな抗争へと飲み込まれていくのであった。

備考 2005年石垣佑磨主演により実写ドラマ化された。

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ホーリーランドのレビュー

点数別:
26件~ 30件を表示/全35 件

3点 きじろうさん

内容は面白いと思うんだけど、作者の格闘技に関する知識は微妙だと思う。知識をひけらかすのはいいんだけど、経験者の立場からすると「いやいや・・・。違うだろ」って感じ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-11 23:44:57] [修正:2008-03-11 23:44:57] [このレビューのURL]

3点 creさん

まず一言。調べてください。

漫画、小説、新聞記事。書き物ってのはいろいろあるけれど、そのどれもに共通の、作者にとって必須の事柄。取材。取材もしない新聞記事は当然叩かれる、取材もしない小説は当然読まれない、取材もしない漫画は・・・どうなんでしょう?

何故この作者はこうも自信たっぷりにとんでも知識をひけらかすのだろうか。俺は格闘技経験者ではないので、その解説に違和感を感じるくらいだが(そもそも初心者に違和感を感じさせる時点で終わっているのだが)、剣道、空手、ボクシング、これらの経験者たちが皆、鼻で笑っていた。ありえない。必ずこの言葉が返ってくる。

こんな漫画をどうして褒めることができようか。

題材は面白いかもしれない。居場所をもとめて夜の街をさまよい、自分を維持するために鍛える主人公。そこに様々な人間関係が絡み、自分たちや街それ自体が変わっていく。勝ったり負けたり、成功失敗を繰り返しながら強くなっていく主人公。勝つだけの主人公よりは全然共感できるところが多い。

だが、こんないい土台を持っているのに、作者の描き手としての姿勢がこれらを地に落としていると言わざるを得ない。これでしっかりとした取材から、しっかりとした知識でもって、しっかりとした解説なりを行っていれば、評価もまた全然違ったのだろうと思うと残念でならない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-05 20:50:07] [修正:2007-07-05 20:50:07] [このレビューのURL]

5点 booさん

ストリートファイトを描いている漫画。設定がとても斬新でおもしろいと思う。ここまで異種格闘が際立っている作品っていうのは記憶にない。特に剣道やキックボクシングのはおもしろかった。しばしば出てくる解説も説得力あるものが多い。だけど、不思議にとても鼻につく。なんか作者が知識をひけらかしてるようだし、作者自身が作品にのめりこみすぎている。ストーリーも最近迷走気味な気がする。あと、画力の向上がなさすぎる。一巻よんでも最新刊よんでもほとんど変わってない。もともと上手い絵とはいえないんだからもうちょっとがんばってほしい。まあ、ベルセルクやセスタスと比べて休載しないのはいいことだと思う。これまで休載してたらたぶんヤングアニマル読まないし。

ユウの心の闇っていうのもいまいちぴんとこないんだよなー。作者がなにをかきたいのかよく分からん。今の展開でいくと、もしかするとデビルマンみたいになるのかもしれないけど、この作者じゃかけそうにないね。ベルセルクはすごかったけど。蝕の時の顔はまんまデビルマンだし。そういう展開になったら売るのやめるかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-01 10:43:30] [修正:2007-07-01 10:43:30] [このレビューのURL]

7点 doneさん

格闘理論で色々物議をかもしていますが、
現実ではまったくその手のものに接点の無い人なら
リアルに感じられておもしろいと思います(自分もそのクチ)

この漫画の一番の魅力は異種格闘技戦にあると思うけど、
重要な登場人物の過去を秘密にしておくなど、
ストーリーとして伏線になりそうなものを用意している
しっかりした作りの漫画です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-01-20 19:42:50] [修正:2007-01-20 19:42:50] [このレビューのURL]

8点 パンダマンさん

 命があるものならだれでも恐れ認めざるを得ない程強力で、原始的で残酷な力
それが暴力だ。

 日本では、未成年法のおかげで若者の将来を守る為の甘やかな法は同時に喧嘩レベルの暴力ならば容認される世界。
その世界は弱者には、時に残酷なまでの生物としての無力差を味わう世界となる

 この漫画の主人公がまさにその弱者であり、生物としての危機感ともいうべきところから、暴力の力を求め、自らの道を切り開いていく話。
 未成年であるからこそ存在が許される、残酷で甘やかで原始的な世界は一人の人間としてというよりも、一つの生物としてかなり興味深くて面白かった。

 暴力で切り開く世界、その先はどうなるのか、最後まで読み切る力があった。

 人によっては、意見のわかれる格闘ウンチクは個人敵に大好きでしたよ
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-02 03:52:39] [修正:2009-02-13 22:38:35] [このレビューのURL]

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