ヨイコノミライ!のレビュー
7点 limolimoさん
自分の10代のころとはまったく縁のない世界の話だと思ったけど、友達に嫉妬したり、自分にしかできないことがあると思う希望だったり、現実と理想のギャップ、コンプレックスだらけなど爽やかなだけが青春じゃなかったと思い出した。
そんな10代の黒い部分が、ほんと読んでて痛いんだけど癖になる漫画。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-09-20 14:37:15] [修正:2010-09-20 15:13:50] [このレビューのURL]
7点 白い肉球さん
オタクという人種の痛い面を「これでもか!」と言うほどぶち撒けた、自己啓発漫画(と、自分は思っています)。
最初こそ「こいつらきめぇwww」なんて内心思っていましたが、段々笑えなくなる。それはキャラクター達の行動が過激になるからではなく、自分にも彼らと同じ面があると気付かされるからです。
井之上君みたいに理想と現実の区別がついていなかったり、天原君のように感想と批評の違いを理解していないetc…
このサイトを利用している人なら少なからず共感(そして打ちのめされる)ものがあると思います。
自分も最後の青木さんのセリフで“ハッ”とさせられました。
天原君のみたいにならない様に気をつけなきゃ、とレビューを書くときは常々思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-07-22 23:07:36] [修正:2010-07-22 23:07:36] [このレビューのURL]
8点 ITSUKIさん
完全版の方を読了。
絵柄自体は個人的には特に魅かれるものがなかったのですが、こちらでとても気になるレビューがあったので購入しました。
とある高校の漫研部が舞台であり、部員達は皆非常にイタいキャラとして描かれます。
主人公は元運動部の漫画好き。漫画は描けないけど、編集者を目指し、だらけきっている漫研部をなんとか活気づける為に部誌を作ろうと部員達にもちかけます。
そんな中、青木杏という新入部員が登場する事でぬるい日常が揺らぎ始めます。
青木の策略により部員達のイタい自尊心は徐々に傷つけられ、心の闇の部分がこれでもかっと描かれるようになります。
読んでてあまりにもキャラ達がいたいたしく、暗い作品なので、読後感は決して良くなくもやっとした感情が残りました。
読み終えてスッキリ「あ?面白かった!」ってできるタイプの作品ではないでしょう。
ただ人間の持つ嫌な部分を徹底して描いた姿勢は凄いな、と思いました。
またこうやって「作品を批評すること」の難しさと無責任さについても考えさせられました。
「げんしけん」が前向きなオタク達を描いた作品だとすれば、この「ヨイコノミライ」はかなりオタクの嫌な所を描いています。でもこういう一面も確かにある、と共感できます。
再読性は個人的には低いですが、一度読んでみるのはアリだと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-28 23:49:46] [修正:2010-02-28 23:49:46] [このレビューのURL]
6点 リヴィエラさん
 主観的に見るとチクチクする作品で、客観的に見るとそうでもない作品。
「本物の批評家」。自分に響いたのはこの部分くらいですね。
なりたいとは思いますが、こんなところでウダウダ言うだけではなれませんね。
どちらかと言うと少女マンガのようなな印象でした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-06-22 18:51:54] [修正:2009-06-22 18:51:54] [このレビューのURL]
7点 チャドさん
完全版で読んだので、一応ちゃんと完結はしていた。
が、やはりそれでも後を引くラスト。なんかモヤモヤする。
ただ、いろんなコトきちんと終わらせてないあのラストだからこそ、こんなに印象的なのかもしれない。
なかなか分かりにくい作品だけど、人によってかなり受ける印象が違うと思う。是非感想聞いてみたい。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-03-22 23:38:11] [修正:2008-03-22 23:38:11] [このレビューのURL]
PR