キングダムのレビュー
9点 covさん
最初だけ読んで面白いため、一気に15巻まで購入しました。
ここまでの評価は10点です。
勢いの良さ、それぞれのキャラクターの良さ、
どれを取っても素晴らしいです。
ベルセルクに似ているという評価がありましたが、
私は結構違うような気がします・・・
(比較対象にはしやすいですが。)
ベルセルクよりも、それぞれのキャラクターを重視している感じです。
そもそもファンタジー漫画では無いのですし・・・
(武将の強さはファンタジーです。)
ただ、キャラクターを大事にする代償に、物語の進捗が悪い!
1年進むのに、15巻以上かかってます。。。。
フィクションなので、史実と比べてはいけませんが
このペースで行くと100巻くらいになってしまうのでは・・・
9点という評価は、上記を踏まえて、
今後間延びしていってしまうのではないか?
という懸念があるためです。
ここまで良い漫画なので、勢いを失わず最後まで行って欲しい。
そうなれば、確実に10点の名作になれると思います。
期待です。
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[投稿:2009-12-14 16:50:33] [修正:2009-12-14 16:50:33] [このレビューのURL]
6点 DEIMOSさん
スケールダウンしたベルセルクってことでOKか。
戦争における描画の細かさとパワーや単騎突貫型の主人公はベルセルクと同じ。
しかし、主人公の活躍の描写においては、読者の予想を超えた表現がなく、爽快感は限定的(それでもかなりある方だが)。
面白いのは、戦争における個と群の距離感。いわゆるセカイ系のように個の内面に執着するわけでもなく、横山光輝版三国志のように歴史ダイジェストになるわけでもなく、個人の活躍が徐々に集団に影響を与えていくプロセスをきちんと描いている点が特長。
描写にかけている精神的「枷」を取り去れば、今後大化けする可能性アリ。
(常識的にあんな細腕の子供が大の大人を真っ二つにできるのはおかしいよね、って思わせない描画力(=説得力)があればもっと面白いはず。)
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-10-18 03:51:40] [修正:2009-10-18 03:59:47] [このレビューのURL]
9点 ディーノさん
始皇帝の時代の武将は三国志と比べて知名度は全然低い。
正直読み始めたときは一人も知らなっかった。
でも今では各武将を自らネットで調べてしまうほど、各キャラクター(武将)を魅力的に描いている。それほどのめり込んでしまう作品である。
連載当初は井上雄彦の弟子ってだけでここまで来るとは思っていませんでしたが、今は名実ともにヤングジャンプの看板作品。
スタートしてから現在(30巻)まで盛り下がる場面もほとんどなく、常に楽しめる良作だと思います。
毎週木曜日を楽しみにしてしまうほどの作品です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-10-13 03:55:22] [修正:2013-04-06 20:33:13] [このレビューのURL]
6点 ゆうはんさん
面白い。
ただ、
台詞回しが若干鼻につくんだよね〜
ここぞと言う言葉の裏で作者の「ドヤ顔」が
チラつく気がする。。。
「蒼天航路」を意識している気がするが、
言葉の重みが半分くらい。
魂の乗っかった重厚な漫画には、今一歩。
ただ、今後には物凄く期待!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-10-01 11:33:33] [修正:2009-10-01 11:33:33] [このレビューのURL]
9点 フクポルさん
<所持歴:全巻。収集中>
高評価に惹かれ既刊全巻大人買いしました。
さて、自分は史実を全く知りません。
ゲームで三国志をやったことがある(超有名な武将を数人言える)程度のしょぼくれた知識しかありません。
それよりも何よりも、ぶっちゃけるとそんなに興味もありません。
なので、どれくらい史実に忠実か、とかはサッパリです。
そんな自分なので、歴史物というより単純に「(戦国)アクション」として読みました。
ところで、自分達が知ることが出来る史実は、時間軸に打たれた
「点」でしかありません。
実際は途切れることの無い「線」ですが、実際に自ら見聞き出来ない今となっては
史実を「線」で知る事は不可能です。
しかし、マンガに限らず歴史物というジャンルで作品を作るには、
その点と点を結び「線」にしないといけません。
その線は単純に点を直線で結んだものか、あるいは湾曲した曲線なのか。
その線をどのように描くのか(アレンジするのか)は作者次第。
そして作品が面白くなるかどうかも、「線」次第です。
本作に話を戻すと、面白いです。
その「線」が、太く力強く、鮮明です。
で、何となく「ベルセルク(黄金時代)」の印象を受けました。
政はグリフィス、信はガッツのイメージ。
それが悪いんではなく、ベルセルクが好きな自分にとって本作はドンピシャだった、と。
絵は上手いというよりは、勢いがあり迫力があります。。
それが作品と非常に合っていて、そういうのも含めて「トータルで見た画力」は高いです。
ベース(史実)を知らないので、純粋に展開に高揚感と期待が生まれます。
知ってれば、また別の楽しみが生まれているかもしれません。
そして、ベースがあるだけに、際限なく風呂敷広げるってことはないと思うので、ある意味ベルセルクより安心して見てられますw
引き合いに出したベルセルクが受け付けない人、ポップでライトな作風を好む人は避けた方が賢明です。
人を選ぶかもしれませんが、高評価は納得です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-09-18 01:48:18] [修正:2010-02-07 21:48:21] [このレビューのURL]
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