男おいどんのレビュー
点数別:
6件~ 7件を表示/全7 件
6点 まれらさん
四畳半でみっともない片意地を張っているサルマタの怪人が、実は一番カッコいい。
例えばトチローや鉄郎は、宇宙へ行くからカッコいいわけではなく、銃が上手いからカッコいいわけでもない。そんなカッコよさを純化させた究極がおいどんだとするのは誉めすぎだろうか。
流されてしまえば楽なのに、どうしてもそれができないとおいどん自身が知っているし、読者もそれを知っている。そこがまたみじめで、カッコよくて、やがて哀しい。
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[投稿:2008-02-11 01:00:01] [修正:2008-02-11 01:00:01] [このレビューのURL]
7点 チャドさん
男とはかくも寂しく、かくも悲しいものか。
いわゆる4畳半シリーズ。作者の有名なSF作品と対称的に、狭い世界で通り過ぎてゆく物語。
なんか身につまされる。
「銀河鉄道999」「ヤマト」が好きな人なら、この暖かくて寂しい世界観は受け入れてもらえるハズ。
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[投稿:2008-02-08 23:36:58] [修正:2008-02-08 23:36:58] [このレビューのURL]