PEACE MAKERのレビュー
6点 やじウマさん
主人公の武器が銃というのだが他の人も書いているように最近よくある乱射しまくってただ派手にぶっ壊すだけで緊張感もなにもあったようなものじゃねえ!、的な作品とは違う。(何とは言いませんが、なんとかラグーンやら○○シングとかね〜)
主人公が撃つシーンは毎回1回、どれもが危機一髪の状況や決闘シーンなど緊張感のあふれる場面で、しかも一発で決めて状況をイッキに打破するというのがカタルシスがあるというのか、快感である。
さらにそのシーン、毎回主人公が撃っているのが時間が止まったように見開きでフッと挟んでくる、というみせかたもなかなか渋くていいと思う。
このように毎回話のハイライトとなる場面はかなりキレてるのだが、それ以外のところというのが…
ベテランというのがあるのかもしれないけど話の作り方が教科書通りというのかベタというのか。
キャラも同じことがいえて、主人公の相棒てきな存在のカイルぐらいしか面白くない。なんか他のキャラは妙に記号臭い。敵もそんな感じなので話も自分の中であまり盛り上がってこない。あとこの作者の特徴かもしれないが少し人間の顔の書き方が下手な気がする。
まあ、そうはいっても決闘シーンのかっこ良さは魅力的だからこれから期待してみます。作者にも固定ファンがついてるぐらいですしね。
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[投稿:2008-02-15 17:44:45] [修正:2008-02-15 17:44:45] [このレビューのURL]
4点 souldriverさん
得点は暫定。
今回の舞台は西部劇。主人公の得物はもちろん銃だけど、最近なにかとよく目にする弾丸乱射しまくりな銃撃戦とは違い、一瞬の抜き打ちが勝負を分ける渋い戦闘シーンが良い。
キャラクターや設定などは良くも悪くも皆川先生の十八番という感じで、さて、ここからどう料理していくのか楽しみ。アクションシーンに派手さこそ少ないものの、スピード感溢れる描写はさすがの一言。
カイルが良いキャラしてます。期待。
08.08.20追記
2巻が出てたので感想。
「・・・あれ? これってこんなノリだったっけ?」
フツーに旅をして、フツーに敵が襲ってきて、フツーに切り抜けて、フツーに新キャラが出てきて、新たなフツーっぽい謎が・・・。
なんとも締まりのない展開。
とりあえず死ぬかもしれない危険な場面でみんな冷静すぎて、逆にこっちが不安になってきた。
なんだか雲行きが怪しくなってきた気がするけど、期待してます。
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[投稿:2008-02-01 00:43:42] [修正:2008-08-20 09:20:23] [このレビューのURL]