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7.64点(レビュー数:28人)

作者能條純一

巻数32巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:1993年~ / 小学館

更新時刻 2011-01-12 12:51:48

あらすじ 第51期名人戦、名人・大原巌と挑戦者・滝川幸次が熱海で第7局を戦っていた時、東京・将棋会館に氷室将介という青年が現れた。プロ棋士になりたいという将介が手にしていたのは伝説の棋士・御神三吉の推薦状だった。

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月下の棋士のレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全28 件

8点 Dr.Strangeloveさん

さすが能條純一。クールな絵は好き嫌いが分かれるところだが私は大好きだ。

30巻以上にわたって緊張感を維持してるのは凄い。キャラも一癖も二癖もある人ばかりで圧倒される。
ただ、そのテンションの高さゆえにギャグかと思うところもちらほら見られるのが難点。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-05-28 20:23:56] [修正:2007-05-28 20:23:56] [このレビューのURL]

8点 真樹さん

将棋をよく知らなくても読み込ませてしまう力を持った作品。
登場人物がことごとくキャラ立ってるので話もアツく感じる!
それでいて作品自体の空気感はcoolで緊張感に満ちている。
この手のジャンルでは最高峰に近い作品かと。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-08-25 02:54:42] [修正:2005-08-25 02:54:42] [このレビューのURL]

8点 beeさん

形だけでなく命を掛けて将棋を打っている登場人物達の姿は
凄まじいです。
強烈すぎて、本当に何かを極めようとする人たちには
こういう狂気があるんじゃないかと思ってしまいます。
重みのある魅力を持った漫画だと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-06-06 22:49:05] [修正:2005-06-06 22:49:05] [このレビューのURL]

7点 noriさん

[ネタバレあり]

この漫画を読むとプロの将棋指しはこんなぶっとんだ人間ばっかりなのか?!と錯覚してしまう
それぐらい全員が個性がたってる。
目をつぶって横断歩道を渡って「名人に選ばれる者は死なない」と断言する滝川。
占いを信じて、自分の幸運さを試すために頭上に斧を落とそうとする棋士。
こんな少々イカれた棋士達をかっこよく書いてる!

そしてすべての将棋指しが将棋に命をかけている(文字通り何人か対局中に死んでる)
ここまで対局に緊張感を持たせることができるのがすごい。
ジャンプでヒットした某囲碁漫画とはまったく似つかない作品!まさに生きるか死ぬかの緊張感!

個人的には10巻あたりの一回目の滝川と氷室の対局のあたりが一番もりあがってる。
苅田、氷室、滝川といい具合にイカれててカッコイイキャラ、粋なキャラが次々に登場するので
全然飽きずに読める
将棋をしらなくても十分楽しめるので将棋に興味がない人にもおすすめ!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-05-08 13:38:51] [修正:2005-05-08 13:38:51] [このレビューのURL]

9点 朔太さん

15年前に25巻くらいまで読んで、続きを読みたいと思いつつ
最近まで読む機会なく放置していました。
縁あって今年最後まで読了したという20年越しに完読した作品ですが、
強く記憶に残るインパクトがあります。

将棋を題材にしていますが、棋譜などが明示されておらず、
むしろ孤独に戦う棋士たちの狂気の世界がテーマになっています。
したがって題材は囲碁でもテニスでも何でもよろしいわけで、
その意味では曽田正人の描く世界と共通しています。

能條純一はリアルな描画が特徴ですので、一層狂気がリアルに冴えていますね。
最大の魅力だと思います。

最終話前と最終話は、上手くシナリオを収束してくれたなと感動しました。
勝負師の傍らには絶対に信頼してくれる女性の存在は必須ですね。
人生かくあるべしと思わせてくれました。

名作だと思います。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-04-05 19:33:02] [修正:2017-04-05 19:35:25] [このレビューのURL]

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