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7.64点(レビュー数:28人)

作者能條純一

巻数32巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:1993年~ / 小学館

更新時刻 2011-01-12 12:51:48

あらすじ 第51期名人戦、名人・大原巌と挑戦者・滝川幸次が熱海で第7局を戦っていた時、東京・将棋会館に氷室将介という青年が現れた。プロ棋士になりたいという将介が手にしていたのは伝説の棋士・御神三吉の推薦状だった。

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月下の棋士のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全28 件

9点 朔太さん

15年前に25巻くらいまで読んで、続きを読みたいと思いつつ
最近まで読む機会なく放置していました。
縁あって今年最後まで読了したという20年越しに完読した作品ですが、
強く記憶に残るインパクトがあります。

将棋を題材にしていますが、棋譜などが明示されておらず、
むしろ孤独に戦う棋士たちの狂気の世界がテーマになっています。
したがって題材は囲碁でもテニスでも何でもよろしいわけで、
その意味では曽田正人の描く世界と共通しています。

能條純一はリアルな描画が特徴ですので、一層狂気がリアルに冴えていますね。
最大の魅力だと思います。

最終話前と最終話は、上手くシナリオを収束してくれたなと感動しました。
勝負師の傍らには絶対に信頼してくれる女性の存在は必須ですね。
人生かくあるべしと思わせてくれました。

名作だと思います。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-04-05 19:33:02] [修正:2017-04-05 19:35:25] [このレビューのURL]

8点 森エンテスさん

将棋で漫画として相当秀逸な作品です。

どの登場人物も一癖も二癖もありますし、ライバル物語でもあるので、この作者の作品として非常に読みやすいというか、とっつきやすい作品です。

是非読んで欲しい作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-01-16 23:14:01] [修正:2015-01-16 23:14:01] [このレビューのURL]

10点 asahiさん

登場人物の全てがひとくせもふたくせもある。
狂気をはらむ迫力の勝負の世界、読者が驚くほどの勝利への執着は、
淡泊な現在では、もう見られない種類のものだろう。

自分は、大胆な構図、勢いのあるくっきりとした線をもつ
作者の絵が格好いいと感じるし、この漫画に合ってると思う。

絵も話も好き嫌いがはっきりと分かれる漫画だと思いますが
一度は手にとってみてほしい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-15 02:52:03] [修正:2012-04-15 02:52:53] [このレビューのURL]

0点 童貞小僧さん

将棋が好きな人は必ず楽しめるかといったらそうでもない
この作者は将棋をよく知らないで書いていたと思います
少なくとも棋力は5級も無かったはずです。
アマ有段者なら例え相手が名人でも4枚落ちほどでもアマが勝てるのに
主人公がアマ相手に裸玉で勝つなんて絶対にありません。
持ち駒を使わずに勝つ棋士とかもありえないから。
将棋の勉強もしないで知った風なこと色々書いてて虫唾が走ります。
他にもいろいろあったけど
将棋マンガ自体少ないのでこのマンガが将棋マンガの代表みないになってるのが不愉快です。
そして何と言っても一番嫌いなのはは主人公の人格が最低なことです。

勝った後に相手のアマチュアに向かって「二度と将棋に触れるなよ」なんて言う棋士は最低です
大嫌いな主人公です。そして大嫌いなマンガ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-06 10:06:41] [修正:2012-02-23 21:02:44] [このレビューのURL]

5点 bugbugさん

哭きの竜からなんも変わってないな。
嬉しいようでもあり、期待外れのようでもあり

あなたは自分の仕事に命掛けられますか?(比喩でなく本当に)
名人位を獲るためなら殺人も辞さない異常者たちの将棋マンガ

狂ってるけど、その狂気を真面目に書かせたたら意外と
笑よりは、引き込まれてしまう。そんな作品。

合う合わないは当然あるんで、3ページめくって「無理」と思ったらやめましょう

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-11 17:36:23] [修正:2011-01-11 17:36:23] [このレビューのURL]

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