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7.64点(レビュー数:28人)

作者能條純一

巻数32巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:1993年~ / 小学館

更新時刻 2011-01-12 12:51:48

あらすじ 第51期名人戦、名人・大原巌と挑戦者・滝川幸次が熱海で第7局を戦っていた時、東京・将棋会館に氷室将介という青年が現れた。プロ棋士になりたいという将介が手にしていたのは伝説の棋士・御神三吉の推薦状だった。

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月下の棋士のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全28 件

7点 ガクちゃんさん

読み始めて、こりゃしんどい展開になるわと思った。
なぜなら、主人公の棋士としての力量が最初から図抜けており、壁をかんじさせるものがなかったからだ。
案の定、突如のスランプなんかで無理やりの壁越えみたいなところはあるけど、いやいやどうしてどうして。
絵の質も好みにより食わず嫌いの人がかなりいるのではないかと思うが一読の価値あり。。
独特のテンポ、小気味よさ。ひきずりこまれる。
こんな世界があったのか、という題材は新鮮で力を持つ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-03-20 20:27:32] [修正:2009-03-20 20:27:32] [このレビューのURL]

10点 HERONさん

 現在30巻まで所持。そこまでの点数です。まぁ、恐らく変わらず10点なんですが……

 正直な話。俺は将棋を知りません。何がどう動くとかいうのもイマイチ掴めてませんし……でも、それでも全然読めます。ヒカルの碁を囲碁を知らずに読めるのと同じで。まぁ、ヒカルの碁とはまた違う種類の漫画なわけですが……

 この漫画、始まりから最後までずっと将棋してます。
 この漫画の物語は将棋で始まり将棋に終わります。どんなものかは、既に他のレビューで書かれてるので略しますが。

 とにかく。この漫画は読んでみて損はありません。計り知れない狂気を味わえます。将棋のイメージが変わるくらいに。ですが、3巻くらいまで読んで合わなかったら、もう読まないほうがいいです。それ以降も合わないので……

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-19 00:06:21] [修正:2009-01-19 00:06:21] [このレビューのURL]

10点 ryosukeさん

 あっぱれ。物語に広がりは感じられなかったが(特に氷室の将棋以外のエピソードが描かれているようで描かれていない)、それでも将棋を通して濃密な人間模様が描かれた傑作なり!?

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-10-25 02:25:50] [修正:2008-10-25 02:25:50] [このレビューのURL]

9点 souldriverさん

完全にイカレてる。
ちっぽけな81マスの盤上に、この世の全てをごちゃまぜにして突っ込んだような狂気が満たされている。どんなバトル漫画よりも静かなのに、ボードゲームとは思えないほど激しく勝負の臨場感が伝わってくる。

淡白で無鉄砲な主人公の代わりと言わんばかりに、次々と登場する濃ーい棋士たちが見所。どう見ても変人としか思えない彼らにも彼らなりに様々な生き様があり、それぞれの揺るぎない信念がある。それでこの作者の描く汚い爺さんたちがまた、不思議なことに、読めば読むほどにカッコイイのだ。
命を削った勝負を経て成長していく将介の姿に心踊り、強敵を次々と打ち負かしていく様子にカタルシスを感じる。
何よりこの漫画が素晴らしいのは、対局に勝った者だけに未来が用意されているのではないというところ。敗者のドラマもまた、同じぐらい眩い光に満たされてる。

将棋が分かるかどうかなんて関係ない。ここにあるのはただ壮大な人間ドラマだ。傑作!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-01-22 23:38:41] [修正:2008-01-22 23:38:41] [このレビューのURL]

7点 コイヘルペスさん

[ネタバレあり]

リーグ戦からのグダグダ感は否めないが王竜戦〜1度目の滝川戦までは鳥肌が立つほど引き込まれた。
昭和的な作画がより一層いい味を出している。
ただ、対局中に死んだり手にペンを突き刺したりと無茶過ぎる気はしないでもないが・・・
だがそれがいい

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-01-09 18:46:04] [修正:2008-01-09 18:46:04] [このレビューのURL]

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