ホーム > 青年漫画 > 月刊IKKI > ナツノクモ

7.16点(レビュー数:6人)

作者篠房六郎

巻数8巻 (完結)

連載誌月刊IKKI:2003年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:27:59

あらすじ 娘の事故に責任を感じ追い詰められ、オンラインゲーム上でカウンセリングを受けるコイル。圧倒的強さを誇るコイルに師事するセキ。そしてボード上を流れる、プレイヤーを完全に消し去るエンジン男の噂…。
「空談師」の篠房六郎が、仮想空間に在る人々を描く。

シェア
Check

ナツノクモのレビュー

点数別:
6件~ 6件を表示/全6 件

3点 団背広さん

[ネタバレあり]

アフタヌーンで打ち切られた「空談師」の設定を引き継ぎ、新しいキャラクターで連載が始まるというので期待したのだが…
何話か読み進めるうちに思った。なんてこった、この人はこっちの方向に行っちまったのか…と。

「空談師」では仮想現実の世界にいる人々のドラマも描かれていたが、それはアクションを引き立てるための小道具に過ぎないように感じた。
しかし本作においてはそれが逆転してしまい、ドラマが重視されアクション性は薄められてしまっている。
戦闘シーンはまともに描かれないし、フキダシがやたらに増えてコマ割りも複雑化。正直言って読みづらい…
しかも主人公最強の攻撃がただの強い飛び道具って…えらい引っ張った割に何のカタルシスもなくてガッカリ。

明らかに有り得ない設定満載なんだから、ドラマよりもアクションで頑張ってほしかったなぁ…
「ボード」の物語は、こんな悪い意味でのオタク漫画になってほしくはなかった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-20 07:14:15] [修正:2005-05-20 07:14:15] [このレビューのURL]


12
次の10件>>

ナツノクモと同じ作者の漫画

篠房六郎の情報をもっと見る

同年代の漫画

月刊IKKIの情報をもっと見る