ナツノクモのレビュー
7点 朔太さん
二つの意味で感銘を受けた。
1.仮想空間でセラピーを求める人々のバーチャル社会が設定されている斬新さ。
メンタルヘルスを題材にしても現実とのギャップを問題提議されるだけで
解決につながらない映画は世に沢山ある中で、漫画ならではの提案がされている。
トルクが最も傷ついているはずなのに、常識的な大人として現実では実現できない
理想の自分を見出した。近未来のある種の人間の生き方が暗示される。
2.非現実的な社会を設定しながら、心弱い神経衰弱者たちと社会の関係性と
いう人間の根源的問題がテーマになっていること。
RPGのバトルものと勘違いして、途中までテーマが理解できなかった読者も多かった
のではないか?8巻で全てが解明された。
とにかく、こんな漫画は見たことがなかった!!
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[投稿:2013-10-27 09:55:54] [修正:2013-10-27 09:58:37] [このレビューのURL]
5点 jdf54jさん
途中までしか読んでないので悪しからず。オンラインRPGゲーム上で
カウンセリングを行っているという設定を見て、これは面白そうだとは
思ったのだけど・・・なんというか読んでいて全然ワクワクしない。
話の中心は患者、ゲームは添え物といった体、ストーリーは
カルテを読まされてるだけのようで、全体的に華がないというか。
画力もあって話もしっかりつくりこんでいるようだけど、うーん・・・
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[投稿:2012-06-22 22:29:32] [修正:2012-06-22 22:29:32] [このレビューのURL]
10点 だいぶぅつさん
前作、空談師でやりたかったことをやったマンガだと感じました。
個人的にはネットゲームを舞台に選んだ時点でかなり目の付け所がいいとおもいます。
大半の人はネットゲームはやっぱりゲームなわけで、でもその場所がないと生きていけないと思っている人もやっぱり居るわけで・・・
いろいろ考えさせられました。
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[投稿:2009-09-14 23:33:24] [修正:2009-09-14 23:33:24] [このレビューのURL]
10点 Scroogeさん
10点か0点のどちらかしかない作品。
作者のセンスに共感できれば読み解く価値はある。
旧篠房六郎HPに掲載されていた日記を読めば
作品理解の助けになったと思うが、現在は削除されており残念。
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[投稿:2009-07-11 12:21:23] [修正:2009-07-11 12:21:23] [このレビューのURL]
8点 尤さん
結局はゲームの中での世界が中心になっているので、命が軽く扱われているのが、いただけないといえばいただけない。
逆に、あまりに固執しすぎても「たかがゲームなのに」ってなっちゃうから難しいんだけど。
それでも話自体は面白いです。読む前は、それこそゲームっぽい(?)ストーリーなのかな、と思っていたけど、心理描写が上手くて意外でした。
不器用なトルクが大好き。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-01-01 00:42:32] [修正:2007-01-01 00:43:17] [このレビューのURL]
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