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7点(レビュー数:8人)

作者古谷実

巻数6巻 (完結)

連載誌週刊ヤングマガジン:2008年~ / 講談社

更新時刻 2010-03-10 19:35:18

あらすじ ゆらゆらと−ヒシヒシと−ショボくれた青春を送ってきた岡田君。ビル清掃のバイトしかない、モヤモヤした日々。職場の先輩・安藤さんに相談したけど、逆に片思いのお手伝いをさせられる始末。同時期、岡田君の高校時代の同級生・森田は、抜け出せない深い闇をさまよっていた−。けっして交わってはならない二つの世界!

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ヒメアノ〜ルのレビュー

点数別:
6件~ 8件を表示/全8 件

10点 ルカさん

リアルな日常、友情、恋愛、恐怖
巻数は少ないが内容はとても充実していて濃い。
読んでいてここまで展開にドキドキさせられるマンガはそう無い。
特に緊迫するシーンでは空気が張り詰めてしまう。
リアルな緊迫感と恐怖とニヤニヤしてしまうような展開を楽しむ作品。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-07-01 01:21:00] [修正:2012-07-01 01:21:00] [このレビューのURL]

6点 ミドリちゃんさん

ダラダラとつづけていた古谷節の決定打となる作品。
面白いといえば疑問符になるが、衝撃的であった。


古谷実は一度ヒミズで絶望を描ききった。
それ以降は脱力したように、冴えないけど退屈しない日常とオマケ程度の絶望をテーマにするようになる。

冴えない生活、かわいい彼女、変な友人。
こういったテーマをこねくり回していた。

そして、ヒメアノールでも、序盤はいつもの路線であったのだが、中盤からは一気に舵を振り切って、ついに本性を表すことになった。
日常を盛りあげるための安易な絶望が、今度は一転して主題となる。
ラストをみて確信したが、主人公は殺人鬼の森田だったのだ。

だからといって私にとっては面白いというわけではない。
なにせこの手のテーマならば、ヒミズの方が衝撃だった。


ただ古谷実という作家にとっては意味のある作品だと思う。
彼を追いつづけてきたファンにとっても一見の価値あり。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-03-08 10:47:51] [修正:2012-04-18 20:14:34] [このレビューのURL]

4点 スケフサさん

「シガテラ」「わにとかげきす」の様な作品。

正直、三作品連続同類ストーリーは読んでてしんどい。

次は違った作品をお願いしたい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-27 20:00:29] [修正:2010-10-27 20:00:29] [このレビューのURL]


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