あらすじ
「人の命は平等に価値がない」
そう断言し、圧倒的な力を持つモン。
そしてモンに魅かれ力を望むトシの2人は特に意味もなく爆弾テロを起こし、一般市民を虐殺していく。
あまりにも生々しい虐殺シーンは被害者の「痛み」がそのまま伝わってくる。
やがてトシは警察に捕らえられる。
その後モンは完全武装し警察署を襲撃。
2人は人質を取ったものの警察署の周りは完全に包囲されている。
その状況で要求を聞かれたトシは3つの要求をする
1 人の命の重さと値段の国家の公式見解
2 人を殺してはいけない理由
3 世に棲む生けとし生けるものすべてが、自由に平和に、平等に、美しく、明るく、楽しく暮らせる幸福と善意と優しさと愛に満ちた世界
ザ・ワールド・イズ・マインのレビュー
点数別:
41件~ 41件を表示/全41 件
9点 ごまあぶらさん
惨劇の話ではなかったです。
倫理の話ではないです。
感動の話なわけでもないですし、狂人の話でもないです。
喜劇でもなく、悲劇でもない。
一般人の話です。
現代の話です、現実の話です、此処の話です。
美しい話です。
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[投稿:2005-05-29 23:54:55] [修正:2005-05-29 23:54:55] [このレビューのURL]