Dr.スランプのレビュー
10点 ハカタメンタイコさん
小学生時代以来の一気読み。28年前にこの作品を世に出した鳥山明は天才でしょう。
今読んでも感心するのは、独特の世界観と、キャラの豊富さ、アイデアの豊かさ。ネタは中盤以降は焼きなおし、焼き増し的なものが増えてくるが、もともと短編も想定していたという狭い設定の中で、よくぞ5年も描き続けたと思う。加えてメカの描写の細かさや独特さは、現代でも見ていて楽しくなる。
終盤は「ドラゴンボール」の布石っぽい話もあり、まさに本作で「鳥山明」という作者が誕生し、本作を通してストーリー漫画家へ踏み出していった成長の過程がよくわかる。特に中盤以降は一話完結が減って数話にまたがる話が中心となり、作者が「こんな作品が描きたい」とアイデアをめぐらせていたことがひしひしと伝わる。続けてドラゴンボールも読みたいところです。
もうひとつ、改めて読み返して気づいたのは、その画力の完成度だ。大作家の連載デビュー作というのは、1巻と中盤以降ではキャラの絵がかなり変化していることが多いが、本作ではそのあたりの「崩れ」はほとんどない。デビュー時から画力はほぼ完成されていたのだろう。完全脱帽だ。
それにしても、あれだけブームになったアラレちゃんも、単行本は全18巻しかなかったのね。自分世代としては、それが今更ながら意外でした。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-12-03 22:29:08] [修正:2008-12-03 22:29:08] [このレビューのURL]
9点 Mikky-Dさん
画が凄い。
ドラゴンボールもそうですが、1ページ、時には1コマで作品と言えるだけのクオリティを感じます。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-11-19 19:49:46] [修正:2008-11-19 19:49:46] [このレビューのURL]
4点 ちょうあんさん
評価が難しい
小学生で始めてジャンプを買って読んだ漫画
当時はおもしろかった、かなり革新的な作品だった印象がある
その時だったら8点くらいつけてたかもしれない。
そりゃ小学生と30過ぎた今では感じ方が違うのは
あたりまえだけど……変わらず読ませる作品もあるしなぁ
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-05-16 18:13:06] [修正:2008-05-16 18:13:06] [このレビューのURL]
6点 まれらさん
今思えば当時の少年雑誌の印刷はかなり酷く、色が滲むような青インクは本当に読みにくかったわけだが、その滲んだ世界の中で読んでもおそろしくカラフルな漫画という印象を受けた。それまでの野太い線と熱い展開で構成される少年漫画の中にあって、極度に洗練された絵柄や都会的なギャグは衝撃的とも言えるほどだった。
再読してみると結構薄味でたわいもない話が多いが、今でも通用するセンスが凄い。
コミックスに収録されていた絵日記風漫画(暗闇に石を投げる話や2階から落ちる話)が爆笑もので、本編より面白かった。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-12-24 00:55:00] [修正:2007-12-24 00:55:00] [このレビューのURL]
8点 茶玉晋吉さん
昨今のギャグ漫画に比べて、侮蔑の対象をいじくる感がなく、登場キャラみんながおばかで、本当にわいわい楽しくなります。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-12-17 16:07:57] [修正:2007-12-17 16:07:57] [このレビューのURL]
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