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6.86点(レビュー数:22人)

作者相田裕

巻数15巻 (完結)

連載誌月刊コミック電撃大王:2002年~ / メディアワークス

更新時刻 2009-11-25 06:29:19

あらすじ ある国の公益法人「社会福祉公社」は、首相府が主催する福祉事業を行う組織であり、その実体は、保護を名目に国中から集めた人々に機械の体を与え、薬による洗脳を施し、暗殺をはじめとした裏の仕事を行わせるという諜報機関であった。

備考 2003年にフジテレビ系列で、第2期が2008年にTOKYO MXなどでテレビアニメ化された。一期と二期では各キャラクターの声優が変わっている。

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GUNSLINGER GIRLのレビュー

点数別:
11件~ 15件を表示/全22 件

8点 bugbugさん

少女が手にしたのは大きな銃と小さな幸せ

このマンガは設定だけ聞くと、多分普通の人はドン引きしてしまう
まぁ私は間違いなくオタクなので、こんな飛び抜けた設定でも
違和感なく物語を楽しめました

基本的に数話完結ものかと思いきや、ストーリーの核があり
その輪郭が次第に浮き上がってくる
この構成は単純に見事だと思う
伏線の張り方も計算がしっかりなされていて、楽しめる

歪んだ純愛とイタリア社会の狂気(だいぶ脚色されてます)が妙にマッチしていて
好きな人にはたまらない作品だろうなと思います
私が好きなのでそう思うだけかもしれませんが

絵柄が7巻くらいから変化してきていて
徐々に大きなコマが増えてきているのが残念ですね。初期の絵柄が好きでした

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-06-01 20:37:04] [修正:2010-01-24 06:22:47] [このレビューのURL]

8点 どどめ色さん

欝で暗いという人もいますが、それぞれの人物の暗い過去の中にも、各義体なりの「幸せ」や「希望」などもうっすらと垣間見られて個人的にはかなりお気に入りの作品です。

ストーリーも感動できるものから、考えさせられるもの、少し微笑ましく感じられるものまで描かれていて飽きがこないです。

特殊な状況下での物語ですが設定も良く練りこまれていて、義体とその担当官との人間関係が深く読み応えがあり、色々な人にオススメしたい良作です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-10 15:46:53] [修正:2009-03-10 15:46:53] [このレビューのURL]

6点 そうすけさん

作品全体にどんよりした印象があり、各々のキャラクターの暗さから読んで鬱になりかけたが、
なんでか読むのをやめれない。
きっと明るいエンドがまってると信じてるからではないだろうかと最近思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-11-12 15:07:32] [修正:2008-11-12 15:07:32] [このレビューのURL]

6点 水鏡さん

ペトラ編が始まってからを第2部、それまでを第1部と勝手に定義しますが
第1部前半から終盤までに漂う全体の悲壮感や、それぞれに個性あるフラテッロ(兄妹)の描かれ方は文句無しに作品に引き込まれました。
悲しいだけではなく、それぞれのキャラクターにそれぞれの希望の形があり、
その希望の起源や行き先が更に心に突き刺さるような形でもって悲しさを増幅させます。
凄いですよね。作者がどんな心境でこんな温もりさえ感じる描写と絵柄でこんなドス黒い悲劇を表現してるのか、想像もつきません。
終盤は引き伸ばし感が漂い始めた気がした矢先、ピノキオ登場からのメリハリある流れでうまく締めたといったところで、全体としてきっちりした作りだったと思います。
第2部になって新しい展開が始まり、これもそれなりに盛り上がってきてはいるのですが、
途上なので評価はしきれないのが正直なところです。期待感はまだあるのですが。

ただ、第1部終盤からの急激な絵柄の変化は正直残念な結果に思えます。未だに馴れません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-17 05:41:42] [修正:2008-03-17 05:43:25] [このレビューのURL]

7点 カマドウマさん

存在そのものが「不幸」であるはずなのに、少女たちは「幸福」に生きている
担当官にもそれぞれの過去があり、彼女らに異なる接し方をする

優しさと悲しみにあふれた作品だと思うが、そのどちらを強く感じるかは読者によるだろう

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-21 18:48:59] [修正:2008-02-21 18:48:59] [このレビューのURL]

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