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5.62点(レビュー数:8人)

作者きくち正太

巻数16巻 (完結)

連載誌イブニング:1999年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:29:21

あらすじ 老舗の料亭一升庵。そこの名物大看板のおせんさん。彼女を中心とした「和」であり、「粋」なお話。

備考 第2部「真っ当を受け継ぎ繋ぐ。」に続く。
2008年に日本テレビ系列にてテレビドラマ化された。

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おせんのレビュー

点数別:
6件~ 8件を表示/全8 件

8点 milmilky25さん

「筋の通った料理が食いたきゃあ筋の通った人間を拵える!」
おせんさん恰好いいぜ。
最新巻は日本でスローフードは有り得ないというフードコーディネーターが登場。
日本はどこでも個別包装の惣菜やレトルト食品ばかり。
お金を出してゴミの山を築いている。
日本の伝統食なんてファストフードそのもの。とのこと。
身に詰まされるセリフですがそこは流石おせんさん。
日本の良さを分からせてくれます。

これを読んだら実家のご飯が食べたくなりました。
私は良質な和食を食べて育ってきたのだな〜と思い、
絶やしてはいけないと思いました。

多くの人に読んで欲しい漫画です。
きっと、色々と考えさせられる筈です。

この漫画で世の中変わってくれないもんですかね・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-05-22 03:33:41] [修正:2007-05-22 03:33:41] [このレビューのURL]

7点 ヨノナカさん

おせんだけじゃなくてきくち正太の作品全ては絵とマンガの雰囲気だけで読む価値があると思う。あの線の流れというかキャラのたたずまいというか、それを見るだけで「漫画」として存在感がある。絵でもない、挿絵でもない、まさに漫画!!
ストーリーはオーソドックスな一話完結型、キャラも「気質物」(人物の性格を偏りがあるほど際立たせて描く作品)として成り立っており、肩肘張らずに読めるのがいいところ。
お正月は終わってしまったけれども、よき日本の風景にちょっと溶け込みたいときにでも紐解きたい一冊。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-06 00:19:11] [修正:2007-01-06 00:19:11] [このレビューのURL]

4点 ごまあぶらさん

すごく特徴的な絵を描きます。そして、絵に似合ったお話を作ります。この作者こそが職人と言う感じです。
ストーリー展開は基本的にワンパターンですが、最後にカタルシスを持ってくるので壮快感があります。
他の料理物と違い、勝負してばっかじゃないのでおもしろいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-23 00:20:04] [修正:2005-06-23 00:20:04] [このレビューのURL]


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