寄生獣のレビュー
10点 megalomaniaさん
心に余裕がある動物、それが人間の最大の取り柄。このミギーの言葉がこの作品のすべてを物語っています。余裕がある。素晴らしいことです。ぼくはこのシーンで一気に涙があふれ出てきました。どんな命も大切におもえる・・・そんな人間だけの取り柄が僕は大好きです。いいえ、人間だけじゃないですね、生き物みんなそうですね。この世にあるものみんなそうですね。この大切に思う気持ちを大切にしたいですね。最後にこの漫画を書いてくれた作者に感謝したいし、みんなに感謝したい。みんな、幸福でありますように.....。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2006-05-14 21:26:20] [修正:2006-09-21 09:07:54] [このレビューのURL]
9点 トリニータさん
ボンボン、ジャンプ以外に載っていた漫画で、はじめて読んだのが寄生獣。
僕が青年漫画を読むきっかけとなりました。
もしこの漫画を読んでいなければ、僕の人生は大きく違ったものとなっていたかもしれません。
漫画大好きといいながら、それこそいい年して少年漫画のみ読んでいたり。
作品のテーマも大きく深く考えさせられるもので、心にぐっときました。
読了感もさることながら、何度も読み返したくなるぐらい惹きつけられる展開。
まじめなストーリー漫画を読むと、どうしてもこの作品と比べてしまいます。
1点減点なのは、背景の絵が少し気になったからです。
青年漫画入門書として、ぜひとも中高生に読んでもらいたい作品です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-02-02 19:03:25] [修正:2006-02-02 19:03:25] [このレビューのURL]
9点 LIBさん
最近の絵に慣れてから読むとすこしつらいかも
しかし、読んでいくいくうちに絵のことはどうでもよくなると思います
10巻とちょうど良い感じだし、「人間とは」みたいのもよくわかると思う
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-01-28 21:38:04] [修正:2006-01-28 21:38:04] [このレビューのURL]
9点 dollboxさん
グロテスクな描写が多く、抵抗を感じる人もいるかもしれないが、そこに惑わされてはこの作品の本質を見つめることはできませんし、それはもったいない。
新一と出会った頃のミギーは、人間は悪魔に一番近い生物だと言った。
そんな彼が最後には人間を賛歌する発言をするまでになる。
冷徹だった彼の価値観すらを変えた、人間の素晴らしさとは?
その答えはここに描かれている。
多くは語らない名作です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-01-09 19:03:33] [修正:2009-12-27 15:43:44] [このレビューのURL]
8点 shutaroさん
これぞ名作といった感のある90年代を代表する有名SF漫画。
絵は古臭いと言うか淡白ではあるが、SFとしてのエンターテイメントを
追求した構成・演出とメッセージ性がとてもバランス良く織り交ぜられており、
SF設定やスプラッタ描写の適度さもさることながら、登場人物や
ストーリー展開にまったくもって無駄がなく、とてもスマートに仕上がっている。
やや後付け的に「環境問題に対する姿勢」などのテーマが出てくるものの、
「人とは」「生きるとは」といった主題を掲げ、それを一応の形ではあるが、
エンターテイメントと両立しつつ処理し描ききった事はとても素晴らしい。
ハラハラドキドキとSFを楽しみながらも、読後に考えさせられるタネを
与えてくれる、まるでSF漫画のお手本のような岩明均の大代表作。
(個人的には「七夕の国」の方がオススメですが)
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-10-26 14:53:16] [修正:2005-10-26 14:53:16] [このレビューのURL]
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