ONE PIECEのレビュー
3点 まさあきさん
弟の部屋に何冊かあったので多分5巻くらいまで読んだ感想です
なんでもすごい売れてるマンガという先入観があったからでしょうが面白くない
大げさ、幼稚な台詞まわし、極端な絵
ジャンプ的には王道なんでしょうが、自分には全然合わなかった
ジャンプ作品でもジョジョやスラムダンク、デスノート(Lが死ぬまで)なんかも楽しんで読めたんだけどなぁ
会社にも30歳前後の男でワンピースが好きだと言う同僚がいて、
「○○って台詞が良い」「○○ってキャラが渋い」みたいな事を言ってるのを見て「うわぁ・・」って思わず言ってしまった
でもそれって世代の違いなんだろうな、と後で反省
「ファーストガンダム面白いよ」とか言っても逆にその同僚からすると「うわぁ・・」なんだろうしね
でも最新巻の表紙とか見てもそもそも絵が受け付けないんだよなぁ
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2017-11-03 01:07:22] [修正:2017-11-03 01:07:22] [このレビューのURL]
2点 チーズカバオさん
アラバスタまでなら面白いが、その後はどうしたという感じ。
ストーリーも作画もキャラクターもセリフも兎に角グチャグチャに盛り込んだ、ヘンテコで煩雑な漫画になり果てた。
喩えるなら、ヤシの実をくり抜いた器に、オムライスとカレーとラーメンとシチューとハンバーグと唐揚げとアイスクリームとチョコを入れて、その上にマヨネーズをぶちまけて、ポッキーを突き刺して海賊旗を付けたような感じ。
【追記】
最近のワンピースの醜態は目に余るものがある。
もはやつまらないとかそういうレベルではなく、作品としての品性まで失いつつある。
バスターコールプロジェクトや、尾田栄一郎に忖度したであろう鬼滅最終巻の発行部数の件(初版発売前に重版手配済みという、意味不明な状況。仮に印刷のキャパの関係があるとしても、初版分でもう少し刷ることは出来るだろう。)など、
手段を選ばずワンピースをNo.1にしようとするムーブは明らかに異常で醜悪である。
もちろんこれらの件に作者が直接的に関与しているわけではないだろうが、尾田栄一郎が自身の漫画家としての格を勘違いして異常に高いプライドを持っていることも、この状況を生んだ一因と言えるだろう(今のワノ国編を自画自賛しているあたり、作者の感覚は完全に狂っている)。
そしてこのような状況はそもそも、国民的少年漫画が存在しなかったジャンプ暗黒期においてその素質を備えたワンピースが、幸か不幸かポストドラゴンボールとして祭り上げられ、成功してしまった結果だろう。
「売上と発行部数」というある種の絶対的な指標において、鬼滅が大流行するまでは完全な一人勝ち状態が20年近くも続いたのだから、
当然作者は自分の作品に疑問を持つこともなく、誰も尾田栄一郎の作品創りに意見はできなかっただろう。
事実20巻そこそこくらいまでは斬新で高レベルな作品であり、少なくともあの時代の少年漫画界においてはポストドラゴンボールに着くポテンシャルはあったと思う。
だからこそ、終盤に差し掛かってこれほどまでに醜態をさらしまくる現状は、非常にキツイものがある。
発表された時代と、作者の能力や運(アニメが失速した時期ににドラゴンボール改がワンピースとセットで放送され持ち直したり)、編集部のマーケティング、読者層などが奇跡的に噛み合ってしまい、
皆がある種の催眠状態のような感じで本作をNo.1少年漫画に押し上げてしまったために起きた悲劇と言えるだろう。
いずれにしても、日本の漫画史上においてこれほど売上と作品の質や品格が釣り合わない作品は、今後現れることはないと思う。
ナイスレビュー: 6 票
[投稿:2017-07-28 10:43:08] [修正:2020-12-06 00:52:10] [このレビューのURL]
8点 フィロさん
海賊物はワンピースとフルアヘッドココが好きです。
ロビンの「生きたい…!!」くらいまで本誌で読んでいました。そこからはとびとびに読んでいます。
序盤の仲間が増えていくあたりのエピソードは、子供心に毎回号泣していました。それぞれに悲しい過去があって、それを乗り越えて仲間になっていく展開は胸に迫るものがありました。
文章にすると説明しづらいのですが、もらい泣きをしてしまうような熱さがありました。
ドクターヒルルクのところなんか、今読み返しても泣くと思います。
長寿漫画の宿命か、空島編以降はすこし惰性に感じてきて、すべて追わなくなってきてしまったのですが、それでも壮大な謎が解ける結末には期待しています。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2017-03-23 21:05:02] [修正:2017-03-23 21:05:02] [このレビューのURL]
7点 punpeeさん
この作者は、自分なりに「少年漫画とはこういうもの」という定義・信念を持っていて、それをブラさずに貫こうとする姿勢は好きです。
絵の描き込み量やカラーの美しさ、細かい遊び心や読者との交流も含め、全然手は抜かないですよね。
ストーリーを作る力も非常に高いものがあると思うのですが、
ロビンの過去エピソード以降は明らかなパワーダウンを感じます。
また、この作品のバトル描写はとんでもなくつまらなく、正直苦痛です。
大きな敵をルフィが最後にやっつけるパターンは、冗長な展開で溜めに溜めたストレスがあるので、多少のカタルシスは感じられるのですが…
バトルに一番大切な「緊張感」が欠如しています。
それでも壮大なストーリー、多く眠る秘密、張り巡らされた複線の行方を考えると、終結に向けての期待はしています。
終わりまで付きまとうであろうバトルシーンの苦痛も覚悟の上です。
なんだかんだ大物キャラは雰囲気や魅力もありますしね。
何より80巻近く所有しているので、こち亀やはじめの一歩の様に、よく考えると惰性だという事に気付き、手放す結果にならない事を祈りつつ。笑
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2016-02-06 15:43:00] [修正:2016-02-06 15:43:00] [このレビューのURL]
7点 香さん
<コミック76巻所持>
気づけば、かれこれ15年以上購入している漫画です。学生のときに友達に借りて読んで(当時は10巻くらいまでだった)、おもしろかったので、それ以降は自分でも買っています。
私の中で「惰性で買っている漫画」のひとつです。
気づけば、こんな巻数ですが、ストーリーにブレはなく、連載当初から最終回を決めている、というだけのことはあります。
ただ、最近は絵柄がごちゃごちゃしてきたのと、数年前の伏線がつながったりなど、読み込んでいないと「??」となることが多いです。
最新刊を買って「あれ?これ誰だっけ?」と遡ったら数年前のエピソードなんてことがザラです。敵だったのか味方だったのかも忘れてしまいます(単に記憶力の問題)。
空島辺りから、私の頭はついていっていないのが正直なところですが、読み返すにはちょっとしんどい感じです。
ひとつのセンテンスにはボスとなる最終目標となる敵がいますが、その敵をやっつける瞬間があまりワクワクしないのが、問題なのかなぁ・・・
「やった!やっつけた!」という感動がバトルとしては弱い感じがします。
惰性で買っているとは書きましたが、内容は普通におもしろく、買うのをやめるほどではありません。
でも、本当に「普通」です。点数も6点にしようか迷いましたが、作者の作品と読者への愛が感じられるので+1点です。
完結したときに「読んでいてよかった」と思える漫画であることを願います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-03-19 16:11:07] [修正:2015-03-19 16:11:07] [このレビューのURL]
PR