AKIRAのレビュー
7点 臼井健士さん
連載当時は近未来を舞台にしたSFだったんですが、今や時代が追い付いてきて「現代」です。
第三次世界大戦後にしぶとく生き残った人々により「ネオ東京」として再建された。
「北斗の拳」よりも多少マシな世界で、不良少年の鉄雄が政府に連れ去られ薬物投与の末に超能力者となる。
政府は30年前の第三次世界大戦の引き金にもなったという「アキラ」のコントロールを目論んでいた・・・。
仲間を奪い返そうとする不良少年のリーダー・金田は、反政府のゲリラ組織と連携して「アキラ」の謎に迫っていく。
作風として特筆は「画の細かさ」でしょう。よくまあ、崩壊していく街をここまで細部まで描写出来るんだと驚きました。
登場人物は多数ですが、入れ替わり立ち代わりするため、印象に残るのは
・金田
・ケイ(ヒロイン)
・大佐(敵役のち協力者)
・鉄雄(ライバル)
くらいで、後はすぐに死んだり忘れた頃に出てきたりで活躍の場は限られます。
鉄雄の参謀だった男は登場シーンは多かった割りに、最後まで名前がハッキリしないなど不遇な最後。
「アキラ」は結局、ほとんど周囲の人間に連れ回されていただけですね。
画が吉田秋生先生の「バナナフィッシュ」に似ているなと当初思ったんですが・・・・逆か。
吉田先生の画が大友先生に似ていたが正しい!
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[投稿:2014-08-30 20:58:56] [修正:2014-08-30 20:58:56] [このレビューのURL]
9点 森エンテスさん
世界で認められたSF大作です。
超能力を先天的なモノではなく人間の「業」としているところや、それぞれの登場人物が正義の味方ではなく人間をしているのが素晴らしいです。
絵柄については当然圧倒的ですし、イチイチ格好良いです。
少し哲学的なところもありますけど、押しつけがましくもないですし、マンガとして消化されているのは作者の力量を感じます。
マンガ好きなら一度は手にとって読むべき作品なのかもしれません。
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[投稿:2013-09-12 18:57:44] [修正:2013-09-12 18:57:44] [このレビューのURL]
9点 pazzoさん
出てくるメカがいちいちかっこいい。
書き込みの多さには驚くばかり。
ちなみにうちの一家の名前は全部この漫画の登場人物です。
末っ子の俺以外は偶然だと思われます。蛇足でした。
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[投稿:2013-03-11 17:15:16] [修正:2013-03-11 17:15:16] [このレビューのURL]
7点 SAMURAIさん
家にあったんで読みました。
少し昔っぽさは否めませんが、素直におもしろかったです。
ちょっと考えないとどんな展開かわからなくなってしまったのが難点です。
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[投稿:2012-09-09 16:29:36] [修正:2012-09-09 16:29:36] [このレビューのURL]
7点 ルカさん
書き込み、センス、世界観そのどれもが一級品。
ただ、それらのレベルがずば抜けていても所詮マンガ。
マンガにおいて最も大事なのは「相性」だと思うので、
どんなにすごくてもツボにハマれなくては意味がない。
だが、このAKIRAは相性が多少悪くても読ませる力がある。
すごい。
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[投稿:2012-02-08 18:42:27] [修正:2012-02-08 18:42:27] [このレビューのURL]
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