ハイスコアガールのレビュー
8点 p-mcgoohanさん
全く喋らないメインヒロイン晶、
その表情を見るだけで何を言いたいのかを読み取り、解説するまでになったハルオ、
そんなハルオと出会い、明確に恋心を寄せるようになった小春。その三角関係がメインだが、
ここに「レトロゲーム」を混ぜ込んだ異色作。
これが思いのほかマッチングしている。
例えばラブストーリーに「音楽」がマッチングしている作品があるとする。
この場合、音楽どうでもいいから人間関係のほうだけ描いとけ!
と思うことが多々あるが、
この作品ではどちらのラブコメ要素ゲーム要素も楽しく見ることができる。
このあたりに、作者の上手さを十二分に感じられる。
個人的にはSNK格ゲーで青春を過ごしたので、
餓狼、サムスピ等をもっと描写してほしいところだが、もう無理なのかな・・・
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[投稿:2017-05-13 16:44:28] [修正:2017-05-13 16:44:28] [このレビューのURL]
7点 ibさん
この物語の当時のゲーセンのことはわからないが、80年代後半にゲーセンに通い、また最近になってコンシューマで格ゲーを始めたおっさんとしては、ちょうどその間の空白を埋める作品として楽しめる。
第1巻の最後は思わず泣けてきた。日常的な題材でも少しずつ盛り上げていき、カタルシスをつくる語りのうまさがあるのだろう。
ただ、その後、ゲームしか能のない主人公が勝手にモテモテになっていくのは、おっさん世代の感覚からすると「主人公を甘やかし過ぎ系」と見てしまう。
今の若い人たちは日常系とか、困難の少ないストーリーが好みなのだろうが。
ゲーセンにたむろするボンクラやしょうもないおじさんたちの人間模様、ゲームしか取り柄のない奴が当然のように味わうことになる失恋や社会からの疎外感、年齢を増すごとにますます冷たくなる大人たちの目、、、そういう面があって初めて、主人公のゲームにかける狂気と、そして女のコたちの存在が輝いてみえてくるんじゃないかな。
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[投稿:2016-03-21 23:32:19] [修正:2016-03-21 23:32:19] [このレビューのURL]
7点 pazzoさん
ゲームネタが分かったりわからなかったりするのが悔しい!
作者の世代より少し下の世代なのが悔やまれる。
エドモンド本田のフライング頭突きなんかはキャスター付きの椅子で叫びながら真似したもんです。
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[投稿:2014-05-05 04:16:44] [修正:2014-05-05 04:16:44] [このレビューのURL]
8点 片桐安十郎さん
僕は1997年生まれでこの時代のゲームセンター事情を知りませんがとてつもなく面白いなと感じました。
この漫画は昔のゲームを紹介するだけみたいな漫画ではなくゲームを通して男の子と女の子の甘酸っぱい初恋を描いた作品で話の題材の中心はあくまでもゲームですがゲームだけに引っ張られることもなくゲームと全体のストーリー展開との線引きがよくできているなと思います。
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[投稿:2014-04-02 10:21:41] [修正:2014-04-02 10:21:41] [このレビューのURL]
7点 ショーンさん
この当時のゲーセンの状況はわからないが、テンポが良くてサクサク読める漫画ではある。一番気になるのはもちろん恋模様で、これからどうなるか気になってしょうがない!
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[投稿:2013-03-22 14:55:40] [修正:2013-03-27 03:18:42] [このレビューのURL]
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