ホーム > 青年漫画 > ヤングキングアワーズ > スピリットサークル-魂環-

8.12点(レビュー数:8人)

作者水上悟志

巻数6巻 (完結)

連載誌ヤングキングアワーズ:2012年~ / 少年画報社

更新時刻 2013-09-04 14:51:25

あらすじ 桶屋風太は14歳の中学二年生。ダイキ、テツ、ノノ、ウミという4人の気のイイ友達に囲まれ、ちょっぴり霊視も出来たりして、父の言う所の無敵の中学生活を送っていた。ある日、石神鉱子という額の大きな傷を堂々とさらした美少女が転入してくる。風太は鉱子に一目惚れするが、彼女の背後霊イーストを視て、会話してしまったため以降の生活が一変してしまう……。現在・過去・未来が交錯する輪廻転生ファンタジー!

備考

シェア
Check

スピリットサークル-魂環-のレビュー

点数別:
6件~ 8件を表示/全8 件

9点 そうすけさん

もちっとカラー(というか表紙)がうまければもう少し多くの人に読まれるであろう漫画。
けどこのまま何事もなく進行すれば完結のころには結構な人気作品になっているのではないか。

2016.04 連載完結に伴い追記
もう一、二巻の分量があれば。第一章に入るまでは大満足。
フルトゥナ編に出てくる「霊学」の概念が少々説明不足感があった(けどあれ以上濃い説明されても読者置いてけぼりかも)
あと鉱子の内面描写が圧倒的に足りない。さみだれ、妖狐、サイコスタッフ、散人とどれも最後はヒロインがちゅーして終わるんだから、やっぱそこにいたるまでの心情は欲しい。


作品全体にいくつか何気に重大な謎が残ってる気もするが、最終回最終ページがよかったので万事OK。最終輪のサブタイには納得。
一番好きなシーンは方太朗編のあとのマックでのウミ、テツ、鉱子と風太。
なんとなく笑えるんだけど、同時に泣けもするとても印象深いシーンだった。

傑作。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2014-08-05 18:17:13] [修正:2016-04-06 21:06:33] [このレビューのURL]

7点 ルリヲさん

著作に「惑星のさみだれ」がある水上先生の最新作。

物語は、主人公とヒロイン、友達たちの日常パートと、主人公が過去生を体験するパートが交互に来るような形で構成されている。

過去生は主人公の魂がこれまでに体験した人生を、ある地点から死まで追憶する形になっており、それぞれが中々濃厚。

ヒロイン曰く「7回過去生を体験してもらう」とのことで、物語の核心に触れるのはまだ先になりそう。

各過去生の話もよくできており、内容の割にまあまあコンパクトにまとめられていて読みやすい(ひとつの過去生に使う話数が大体5話ほど)。
泣ける話のつくりは流石。それぞれをオムニバスの1話としてみてもクオリティは高い。

体験した過去生が現代の主人公に影響を与えたり、現代とのつながりがあったり、他の過去生で影響が出ていたりするのも面白い。

まだ既刊3巻で先は長そうだけれど、名作になりそうな雰囲気がある。というかすでに相当面白い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-04-17 20:55:37] [修正:2014-04-17 20:58:35] [このレビューのURL]

7点 s-fateさん

[ネタバレあり]

表紙が地味でとっつきにくく、1巻だけでは微妙かもしれませんが、とりあえず既刊の3巻まで読んでみることをお勧めします。転生説を元にしていますが、主人公は「過去生」という過去の人生を体験する力を持ちます。同じ力を持つ過去生で因果のあるヒロインがいて、いくつもの過去生を見ていくうちに・・という感じです。過去生の積み重ねが進むにつれそれぞれの過去生や現実との繫がりに引き込まれてじわじわ面白くなっていきます。続きが楽しみなマンガです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-04-08 01:06:26] [修正:2014-04-08 01:06:26] [このレビューのURL]


12
次の10件>>

スピリットサークル-魂環-と同じ作者の漫画

水上悟志の情報をもっと見る

同年代の漫画

ヤングキングアワーズの情報をもっと見る