ホーム > 青年漫画 > 月刊アフタヌーン > ラブロマ

7.14点(レビュー数:21人)

作者とよ田みのる

巻数5巻 (完結)

連載誌月刊アフタヌーン:2002年~ / 講談社

更新時刻 2010-08-30 12:43:12

あらすじ 「根岸さん、好きです。俺と付き合ってください」
ファーストコンタクトは突然の告白から始まった。
あまりにも正直な星野くんと、根岸さんの初々しい恋のゆくえは――。

備考 元は2002年「月刊アフタヌーン」春の四季大賞を受賞した読みきり「ラブロマ」が原型。

シェア
Check

この漫画のレビュー

8点 朔太さん

真っ直ぐな気持ちをストレートに言葉にする星野君。
真っ直ぐさに戸惑いながら、突っ込みを入れまくりながら(作中、恋人である星野を何度も殴っている)
気持ち良いポジションを探る根岸さん。

決して理想の二人とは言い難いけれど、健やかに高校生らしい恋を育む。
高校生の恋って、こうだよね、って思い出させるような温かい気持ちになります。

ここからは、個別の感想を。
・星野君の語る言葉がしっかり吟味されていて、納得性が高い。
・一方根岸さんは、女子らしくムード、情緒的セリフなので、しばしば星野家で家族会議で議論の対象に。
・脇役の陽子、塚原、杉本さんが良い。彼らの温かくも冷静な支援が高校生らしさを生んだ。
・特に塚原、陽子のクールさが存在感があって良い。普通に周りにいそう。
・デビュー作品を週刊連載に切り替えてから数年、無理を重ねて5巻でゴールしたそうです。
 毎回全力投球の読み切り型だから、内容的に濃いものに仕上がったようです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-09-21 17:01:33] [修正:2014-09-21 17:01:33]

ラブロマと同じ作者の漫画

とよ田みのるの情報をもっと見る

同年代の漫画

月刊アフタヌーンの情報をもっと見る