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6.93点(レビュー数:15人)

作者弐瓶勉

巻数6巻 (完結)

連載誌ウルトラジャンプ:2004年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-25 06:40:15

あらすじ 西暦3005年。7世紀ぶりに火星への有人飛行を成し遂げた人類。水も酸素もない廃墟と化したかつての入植地において、宇宙飛行士達は1人の女性を発見する。その後、帰還中に探査船は地球周回軌道上で大破。発見された乗組員の遺体は未知のウイルスN5Sに冒されたまま、軌道上を漂い地上に胞子を撒き散らしていた。半年後の地球。ドローン禍と呼ばれるバイオハザードで混乱する洋上の人工島9JOに、合成人間・庚造一が送り込まれる。彼は幸先良くN5Sウイルスに適応した少女イオン・グリーンを発見するが、その矢先に対立するCEUに彼女を拉致される。彼がイオンを追ううちに、CEUの上位機関DRFの企てる陰謀が進行してゆく…。

備考 かつては週刊ヤングマガジン(講談社)で連載されていたが2004年9月に休載。ファンの間で再開が待ち望まれていた。ウルトラジャンプ2006年5月号にプロローグ(『BIOMEGA interlink』)が掲載。翌6月号から本格的に連載が再開された。

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この漫画のレビュー

8点 Mサトゥーさん

通読した感想です。

未知のウイルスN5Sによる、ドローン禍と呼ばれるバイオハザードで壊滅寸前の人工島9JOに、東亜重工製合成人間・庚造一(かのえ ぞういち)が単騎潜入する。
与えられた任務はウイルスに適応した適合者を探し出すこと…。
ドローン禍により、生きる屍と化した人間で溢れた洋上の孤島から造一の戦いが始まる。

「BLAME!」の弐瓶勉が描くSFアクション。

カッコイイ戦闘シーン
ツボを押さえた小道具
壮大でぶっ飛んだストーリー
とにかく、SF好きなら手にとって損はない作品。

BLAME!より主人公達がよく喋るのでストーリーが追いやすくなってます。
その分あれこれ想像する余地は減りましたが、これもアリだと思います。
弐瓶作品に初めて触れるならお勧めな作品です。

ストーリーが追いやすいのですっかり騙されてましたが、後半の展開はBLAME!より壮大です。
壮大過ぎてもはやファンタジーです。もちろんイイ意味で。

終わり方も綺麗にまとまっていて、とても良いと思います。
もう1巻分くらい読みたいけれども、もう1巻あったら絶対蛇足・・・そんな絶妙な長さでまとまった良作です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-04 23:12:10] [修正:2009-03-04 23:12:10]

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